歌才自然の家のシェフのぼやき

北海道の料理人がお届けするブログです

コンサートプログラム!

2007-12-18 18:14:56 | イベント

手紙。手書きの温もり。
ノイシュロスのシェフ
も言っている。

パソコンが少し上手になって、便利になって
手書きのメモ文字が、自分でも読めない時がある。

我々料理人は作りたい物を経験で
組み立て、材料の名前・数字・分量・温度など記して書き残し
毎度変わるレシピもあれば
不変的に残していくレシピもあります。

その文字が読めなければ、目標も台無しになる事も!

良い感じに『いい加減』がつかめる事もあります。

料理の写真は色あせながら残りますが、味は忘れてしまう物。

レシピに残していれば一生使える『自分だけの引き出し財産』になる。
修業時代、汚れたメモ帳に油やしょう油で滲んだレシピ。
今よりもずっと丁寧に書いてある。
先輩の写し書き・急ぎ書き。
それにしても
分量がでかすぎる・・・
斗とか升とか匁とか?

思い出したように作って見たら
あの時の思い出の料理も出来上がる。

手書きの温もり・きっと・誰かに届くように~
誰かの想い出に残るように~楽しんで書いた
『引地桂子さんのソプラノ☆コンサートプログラム♪』