絆しみじみ

デスク周りのホコリや
積上げた書類の角が揃っていないことが
気になって仕方ありません。
切羽詰まる手前の現象が表れてきました。
一応私のテリトリーは何とか気の済むよう整えたのですが
私の前に座っている人のデスクまで気になりだしました。
ちょっとは片付ければいいのに…
デスクを見るとその人の性格、よく分かりますよね。

昨日はちょっと心がブルーになるシーンに遭遇しました。
スーパーでレジに並んだところ
前でお会計をしていたおじいさんが立ち往生。
精算ができない様子…。
合計金額を聞いて「そんなにお金持っとらん」と言うのですが、
いくら持っていて何をやめればいいのか分からないみたい。
自分の置かれた状況も把握できてないようです。
学生アルバイトのチェッカーさんが根気よく説明し
分かったのか分からないのか首をひねりながら
とぼとぼとスーパーから出て行かれました。

一人で生きていくのって難しいんだな、
としみじみ思ってしまいました。

朝起きて三度の食事をして
当たり前のように排泄し眠りにつく。
その当たり前には様々な思考と行動が伴い
常に脳と神経と筋肉が連動している。

人は誰もがいつか永遠の眠りにつきます。
それに向けて一つひとつの機能が
働きをゆるめたり終えていきます。

子孫を残し「絆」が育まれていれば
生きる手助けをしてくれるかもしれないけれど…

しかし子孫を残すことも当たり前ではないのです。
野田聖子さんの気持ち、分かるな～。

何だか辛気臭い話題になってしまいましたね。
「絆」と言えば私はそれを一層強固なものにする
婚礼の世界に携わっている。
家族・夫婦・親子
昨今希薄になりがちな「絆」を
私が叩く一文字一文字から伝えられたらいいな、
なんて考えながら仕事ガンバリます！