山形米沢市で作られている三五八。
塩3、麹5、蒸し米8で作られている
漬け物用の麹です。
塩分が低いので味イメージは甘口。
少量の味噌を混ぜて鰆を漬けています。
きっと美味しいはず。
昨日は立場上、病み上がりなので
大手を振って遊ぶ訳にもいかず
車を車検に出したり美容院に行ったり
古本屋さんで小説を補充したり
暇を感じない程度に行動しました。
家でじ~っとはやっぱりできません。
回遊魚のように常時泳いで新しい空気を入れないと…
一通りやることをやってしまい
ふとテレビを付けると「暴れん坊将軍」放映中。
初めから見ていないのに…
御三家の尾張松平家当主と生き別れになった娘が
陰謀に巻き込まれて育ての親父さんとともに
バッサリ斬られるというシーンを見て号泣。
感情移入スイッチ、すぐ入っちゃいます。
そして悲劇の舞台が江戸時代の居酒屋たる蕎麦屋。
涙を拭いながらまじまじとセットを見つめました。
3合酒は入るだろう無骨な陶器に
ストラップのような縄がぶらんとぶら下がった徳利、
二畳ほどの座敷席2席と机付きの椅子席が12席ぐらい…
ん?この景色ってどこかで見たことある
そうだ、神田の「まつや」だ!
確かに「まつや」は江戸時代創業だけど
江戸時代の中期に机と椅子のある蕎麦屋っておかしくない?
と思って調べたら、やはりそれは現代時代劇用の舞台セット。
当時はベンチみたいな机兼椅子に片足だけ胡座をかいたそうです。
徳利も幕末辺りから普及したので
その頃は「ちろり」が主流だったそうな。
現存する蕎麦屋をモデルにしてるのかな?
正しく表現して欲しいわ!全く。
あ~江戸時代の蕎麦屋研究したい!
まずは江戸東京博物館と
深川江戸資料館にでも行ってこようかな。