cheeze_art's blog

The life as the diehard

キャブレター調整(SOLEX30pict-3)

2010-05-15 11:56:54 |  Käfer&Bonneville&Vespa&S660&Monkey
麗らかな休日午前は、昨日の慣らし運転で気になったキャブレターの調整を行いました。

先のエンジンOH後、最初に訪れた問題点は、イグニッションスイッチを含めた電気廻り不具合でした。
この課題は、結構難解であり電気に精通した方とマニュアル本を参考に、凡そ3日間を掛けてクリア。

次はレギュレーターで手こずり、オイルブリーザー装置復元を済ませ、昨日の慣らし運転となりました。



キャブレターに関しては、エンジンOH以前からあった諸現象として、寒冷時ストールの頻繁発生と
回転上昇直後に起こる500prm/分以下への落ち込みが、OH後もそのまま引き継がれていました。

今日の作業は、6Vから12Vの電圧変換時に載せ替えたであろうSOLEX30pict-3キャブレターについて、
まずオイルバス式エアクリーナーを外し、YAMAHA製キャブクリーナーで内部洗浄後、調整を行いました。

キャブ調整は、手順書通りにスロットル・ストップ・スクリュー先端へ紙を噛ませ、右90度締め込んだ後、
エンジン停止状態でボリューム・コントロール・スクリューを奥へ止まるまで締め込み、左へ3回転戻す。

次に空燃比調整用バイパス・スクリューでアイドリングを1000prm/分(エアコン負荷を考慮して)に設定、
後ボリューム・コントロール・スクリューを徐々に締め込み、手順書ではプラグ焼け具合チェックすべき所、
私は、高回転時かぶり気味の位置と低回転時バラつきストールする位置の中間辺りに設定しました。

作業は約1時間、結果オートチョーク後の不安定感と暖気アイドリングの息継ぎなどが改善されました。

尚、この年式に本来備わるSOLEX30pict-1を先日オークションで落札、これからOHする予定です。




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