cheeze_art's blog

The life as the diehard

キーシリンダーに拘る

2010-05-01 18:31:52 |  Käfer&Bonneville&Vespa&S660&Monkey


昨日より愛車のイグニッションキーについて、壊れた純正品とやむなく買った社外品を
拘りと自己満足を得んが為、あーでもないこーでもないと分解組立を繰り返してました。

壊れた純正品は、裏側プラスチックスが一部熱で変形し、接点金具も劣化状態でした。
ただそれに使われるキーは、ドアとエンジンフードロックの機能が共用されているので、
出来ることなら再利用したいと思い、やむなく買った社外品との合体に挑んだのです。

まず純正品について、裏蓋に留めてある金属ケース外周カシメの3箇所を緩めました。
その際、劣化していた裏蓋は劣化で崩壊し、内部のスプリングや金具が飛び出ました。
一通り分解して、純正品の構造や壊れた原因は理解出来、次は社外品への理解です。

社外品はイグニッションがショートした時、FLAT4なる所へ発注し、翌々日に届きました。
その部品が届くと、まず愛車のイグニッションキーに取り付け、走行可能状態にしました。

ただ社外品のキーは造作がいまいちで、しかもドアやエンジンフードと共用できません。
そこで同じくワーゲン部品を扱うReady bugへ、更なるイグニッションキーを注文しました。
その部品が届いた昨日、それを解体して、構造とキーシリンダーの共通性を確認しました。

キーシリンダーの分解組立を何度か行い、何とか純正キーシリンダーが社外品と合致、
その状態を保つ為、昨日は夜遅く仮組立てを行い、まず一つ目の問題をクリアしました。

そして今日のテーマは、ダッシュボードへ取り付けたとき純正品と比べてキーの収まりが
左90度異なって位置することに、自分自身がどう折り合いをつけ、納得できるかです。
結果は、その位置に対し折り合いも納得もせず、壊れた純正品のケース取付金具を外し、
社外品の金具より90度振った位置へ、接着後ホースバンドで固定することで収めました。

イグニッションスイッチ取付けは、まずボンネットを上げ、ダッシュ裏カバーとラジオを外し、
室内アンダーダッシュのエアコン機器を外し、イグニッションスイッチ配線に付箋を付け、
ダッシュ下にあるイグニッションスイッチ固定用ボルトを締め込んでいきます。

今日はイグニッションスイッチを取付け、エンジン始動とその他機器が旨く通電したものの、
どうも本来のキー差し込み位置とは微妙に異なる気がして、その作業を2度3度繰り返し、
今日午後になってやっと自分自身が納得いく仕上がりと成り、一連のイベント完了です。

キーシリンダーは純正品であり、見えない外殻と電気スイッチは社外品という仕事でした。



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