まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2086 南山城三塔巡り(1)・・・浄瑠璃寺

2024-05-27 08:14:51 | 文化財
よろしくお願いします。













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今年専らの巡りの主役となっているのが文化財、今回お送りするのは木津川市、JRのパンフレットでこの地域にある寺院を紹介していたので久しぶりに行ってみることにしました。久しぶりに・・・と言うことはどこも以前一度、もしくは二度ほど行ったことがあるのですがその3つの寺院がどこもまあ行くのが大変、今回も骨が折れる行程になるのは覚悟の上で出発しました。まずは国境・・・京都は「府」なので県境と言う言葉は使わない・・・を越えて京都府木津川市へと入る、加茂行きのバスが走る道を進んで小さな峠を越えた所にあるのが浄瑠璃寺口バス停、その名の通り浄瑠璃寺へと通じる道が分岐している。その道をしばらく進むと西小バス停、でも付近には小学校はなさそうだし・・・と思ったらそこの地名が西小と言うのだった。そこの集落を過ぎるときつい上り坂が始まる、ここは前に上ったことがあるのでかつて知ったる所、焦らず騒がず自分のペースを守って進んで行こう。














そうは言っても上りのきつさはなかなかなもの、せっせせっせと薄暗い森の中の坂を上り詰めると賑やかな雰囲気の場所へとたどり着く。バス停と駐車場があり、土産物屋さんが建つ所から参道が伸びていてその先に浄瑠璃寺の山門が見えている、その山門をくぐると緑に囲まれた境内へと至る。この寺院に来るのは3度目、前が6年ほど前でその時も写真も残っているからそれを使っても良かったが、せっかく文化財巡りしているのだからやはり行っておかなければ、と言うことでやって来ました。境内の真ん中には池があって周囲の木々の緑を跳ね返して池の水が緑色になっている、決して汚れているわけではないですよ。その池を挟んで建つ本堂と三重塔はともに国宝、以前来た時はそんなことは意識してなかったのでやはり再訪しておいて良かったですね。山深い所にある国宝、まさに知られざる存在と言った感じだがそれでも観光客は多い、やはりJRのパンフレットが力を発揮しているのだろうか・・・。










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[この花何て名前・・・のコーナー]
【1】ヤマツツジ   【2】アセビ   【3】マンリョウ   【4】エビネ   【5】 オオデマリ  

浄瑠璃寺を後にしてこの後もまだまだ山寺の散策は続くのですが、先にも書いたように今回は山の中での走り、自転車ではなかなか骨の折れる旅となりました。まあそれは覚悟の承知、今回を含めて3回のお伝えを予定している南山城三塔巡りです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち