まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1049 福山、尾道の旅(1)・・・スタートはJR山陽本線各駅巡り

2019-01-06 19:25:42 | 瀬戸内
おはようございます。













2019年最初の旅の記録は新シリーズ、福山、尾道の旅から始めて行きたいと思います。瀬戸内地方の旅は現在進行形の岡山、香川の旅が同時進行中、年末に走ってきた芸予の旅と今回からお送りする福山、尾道の旅があってややこしいのですが、このまま寝かせておくわけにはいかないのでスタートさせようと思います、どうぞお付き合いください。
いつもの朝一コースの新幹線で福山駅へ、もちろん今回もデッキでお立ち決め込みです、めっさ眠い・・・ってそんなことは言ってられない。早速駅前で相棒君を立ち上げてバラが咲く福山駅を出発、まずは駅前のメインルートを進んで国道2号線へと入る、尾道までは情緒ある風景は期待できそうにないので、ここはJR山陽本線各駅巡りを味付けに進んで行くことにする。福山を自転車で走るのは久しぶり、その大概が鞆の浦絡みなのですが今回もそうなります、ネタバレをすればこの旅の一番最後の目的地が鞆の浦、そこから福山駅まで戻ってきてこの旅の終わりとなるのですがそれはまだ先の話、まずは尾道を目指して国道2号線を走って行くこととしましょう。

















車が普通にビュンビュン通り過ぎて行くだけのたいして面白くもない国道2号線の風景、たまに遠くで山陽本線の電車が走り過ぎて行くのが見えるくらい。道は途中で国道と分かれて県道へと入り、JR線を越えて最初の駅、写真3枚目にある備後赤坂駅へとたどり着く。本線系の駅にしてはなかなか風情のある駅舎、有人駅なのでホームの様子は表からしか見られないが木造の跨線橋は古き良き時代を感じさせてくれる、ずっと残していってほしい風景だ。県道へは戻らずそのまま線路沿いを走っていると貨物列車が通り過ぎて行った、何両ものコンテナをつないだ列車は物凄い長さで、近くの踏切はずっとカンカンと鳴りっぱなし、備後赤坂駅から下りてきた高校生はその踏切の先にある学校へ行かなければならないが、貨物列車が通り過ぎるのをただ待つだけしかない。
その後は再び国道2号線を進んで行く、町並は途切れ途切れになり山が近くに見える退屈な風景だが、この沿道はすぐ横を山陽本線が走っているのでまあまあ飽きることはない。岡山でもそうだったがこの辺りも主力になっているのは黄色い電車か、単一色はいいですねえ~、まさにsimple is bestですよ・・・と思ったら何か新車みたいな電車がやってきた、この電車、確か去年糸崎駅に停まっているのを見かけたことがある、まあ車両が新しくなるのは地元にとってはいい事でしょう。ちなみに今春には奈良県内を通っているJR万葉まほろば線、和歌山線にもこの車両と同じ形式の車両が投入されるらしい、まあ地元民にしてみれば今走っている車両は古臭い感じがしていましたからね~って、言っていることが矛盾しているか・・・。さて、走りの方は町へと入って次の松永駅へとたどり着く、国鉄の名残を感じる長いホームと広い構内、そこをまた長大編成の貨物列車が駆け抜けて行った。









松永駅を後にして国道2号線を進む、この辺りではJR線は遠くに離れてしまっている、川を渡った時には海は近くに感じるもののまだ見ることはできない。やがて尾道市へと入る、この地を踏むのは1年以上ぶり、都会っぽさが漂う福山に対すると尾道はやはり観光都市、これから目にする風景にはやはり心が踊らされてくるがその話はまた次回のお送りにしておくとして、今回最後に立ち寄ることになるのがJR東尾道駅、写真下3枚にある駅はここまで寄ってきた2つの駅に比べるといかにもJRの駅と言う感じ、国鉄時代から漂う重厚さは漂ってこない。それもそのはず、この駅ができたのは平成時代になってから、駅北側の国道2号線が通る所は峠になっているが南側の海に近い所は平地で住宅地になっていて、松永駅~尾道駅が距離が長いこともあって新設された駅なのだろう。東尾道駅を後にして、さあ、尾道の中心地へと進んで行くことにしよう、この辺りは典型的な住宅地と言う感じで退屈な風景しか目に入って来ないが、先の方には造船場の背ぇ~高ノッポなクレーンが見えている、心躍らされる風景はもうすぐだ!次回はその風景をお伝えすることが・・・できるかな、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち