まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.169 あじさい寺(前編)

2015-06-24 08:38:20 | 
おはようございます。




この間の日曜日は朝から結構な降りの雨、こりゃ1日止まんやろうな、と思ったら雨は午前中のうちに上がり晴れ間も出てきた。昨日は伊賀上野方面を走って来て今日はオフと決めていたが、この天気に誘われるように出かけることに決めた。



(1枚目近鉄西ノ京駅、2枚目近鉄九条駅)

もう昼なのでそんなに遠くには行けない、と言うことでこの季節だし雨上がりと言うこともあって近場で矢田寺へ向かうことに。矢田寺と言えばお目当てはもちろん「紫陽花」、結構な数の写真を撮ってきたので、すみませんが今回も前後編の2回に渡ってのお伝えとなります。






空は晴れたとは言え、南の方には怪しい雲が出ていて時々遠くから雷鳴が聞こえてくる。雷は勘弁してください、怖いんです、苦手なんです・・・ちょっとビクビクしながら走って、やがて矢田寺前のバス停にたどり着く。ここまでも緩やかな上り坂だったが、ここからは寺の参道となり坂道も急になってくる、相棒はこのバス停の一角に止めておいて、ここからは徒歩で進むことにする。ここまでも駐車場空き待ちの車の渋滞が凄かったが、やっぱりこの時期と言うこともあってか、参道も多くの人が行き来している。さて、山門をくぐっていよいよ矢田寺へと入って行くことにする。









山門をくぐるとそこからはまた長い石段の上り、それを上りきると本堂へと続く直線の道となり、その両側には紫陽花が咲き乱れる場所へとたどり着く、もちろんここも人がいっぱいだ。特にこう進むと言うようなコースは決まってないが、花は右に左に至る所に咲いている、とりあえず目に入ってくる風景を封じ込めるような感じで写真を撮っていく。






あじさい庭園と書かれた看板の方へ入って行く、紫陽花見物のハイライトはむしろここからだ。狭い通路にあふれる人の波をかき分けながら先へと進んで行く。今朝の雨で道はぬかるんでいるが、花は木洩れ日を受けて輝くように咲き誇っている、もう自分(一人称)も手当たり次第にその風景をカメラに収めていっている、また数が多くなりそうだ。






写真はテラスとなっている場所から下の方を見た風景、咲き乱れる花の中に人の姿が見えているのは、そこが紫陽花見学のコースとなっているから、あじさい寺の本当の見所はここからが本番であるとも言える所である。やはりそこは歩かないわけにはいかない、と言うことで紫陽花巡り歩きはまだまだ続きます、その模様は次回にお送りすることとして、今回はここまでとしておきます。       まちみち

No.168 小豆島(2)・坂手港

2015-06-23 09:48:15 | 旅行記
おはようございます。今回は小豆島の旅、第2弾をお送りしていきます。






いまだに瀬戸内海の真っ只中にいます、すみません、前回からの続きとは言えじれったい展開で、とにかく小豆島までは遠い。神戸を出た時は景色を楽しみ、瀬戸の海風の涼しさでいい気分だったが、その後はもう360度見渡す限り海、海、海・・・。白みがかかった空の色がはね返るような海の色、先を見てもどこが水平線なのか分からない、果たしてこのフェリーは何処へ向かっているのだろうか、と言う気分になってくる。








やがて前方に薄っすらと大きな島が見えてきた、多分あれが小豆島だろう、ああ、やっと到着か・・・と思ったらまたここからが長い。フェリーは島の先端からその手前に浮かぶ島をぐるりと回り込むようにして島へと近づいて行く。やがて船内の人の動きが激しくなってきた、そろそろ到着と言うことで車に人は甲板へと向かい、徒歩での人も降りる準備を始めている、自分(一人称)は島の風景を見ていたいので、ギリギリまで展望デッキで粘ることにする。どうせ甲板に下りても自転車が出れるのは一番最後、排気ガス充満の空気が澱んだ蒸し暑い場所にはいたくない。




と言うことで神戸から約3時間、やっと小豆島に上陸しました。ここは坂手港、もう10年くらい前に初めてこの島に来た時もこの港に降り立った。その時は大阪港からの高速船で輪行、ここで相棒を立ち上げたんだったが、もうほとんどその時の記憶が残ってない。暇だ、飽きた、などと言いながらもやっぱりフェリーでの風景と風を楽しみながらの旅は格別だ、さて、いよいよ小豆島を走ることにしようか、その前に、ここまでお世話になったフェリーの写真、1枚も撮ってなかったので、ここで収めておくことにする。近くからでは大きくて映らないので、少し離れた場所から撮らせていただきます(2枚目)。







上の写真は初めて小豆島に来た時に、坂手港から南へ走った時のもの、言わば小豆島で初めて見た風景と言うことになります。港の周辺は小さな集落はあるものの、そこを抜けると結構急な上り坂となり、細い道が海岸線に沿って半島をぐるりと一周している。海に沿っているとは行ってもほとんどが山の中で海を見下ろすようにして走る、4枚目にある島はさっきフェリーから見えた島かな?




再び坂手港に戻って、さあ、いよいよ今度こそ、小豆島走りへと向かうことにしよう。島の内部に進んで行く道は港を後に、ここをぐるりと回り込むような上りの坂道、フェリーが到着した後なので渋滞している。坂の上から臨む坂手港、さっきのフェリーが高松へ向けて出発を待っているところか(写真1枚目)。2013年の旅では小豆島を通り抜けて高松へ向かう予定で走った、この先はその2013年の旅と、それ以前に走った時の記録、記憶とを織り交ぜて進めていきたいと思います。今回はここまでとしておきます。       まちみち

No.167 大津へ(後編)

2015-06-22 09:56:40 | みち
おはようございます。今回は大津へ向かう走り、前回からの続きをお送りしていきます。








前回の終わり、旧東海道と京街道が分岐する追分から今回はスタート。ここからは浜大津まで京津線各駅巡りを兼ねて進んで行くことにする、と言うことでまずは国道1号線を向こう側へ渡って京阪京津線の追分駅へ(写真1枚目)。山を越えてないからそうは感じないがここはもう滋賀県大津市、この付近京都との境界線は旧東海道上を通っている(写真2枚目、3枚目)。





国道1号線に戻り山越えへと入って行く。左から名神高速、京阪京津線、国道1号線とあり、通行量も激しいので、ここはいつも一番右側の歩道を行くことにしている。車が横をビュンビュン通り過ぎて行く緩やかな上り坂、所々には旧街道の雰囲気を漂わせている光景を見ることができる。
しかしさっきからどうもはっきりしない空模様、予報ではこの先晴れると言っていたはずだが・・・坂を上り切った所が逢坂関跡の碑が立つ所(写真3枚目)、とうとうここで空が泣き始めた。しかも結構大粒の雨だ、とりあえず旧東海道の坂道を少し下りた所にある鰻の店で雨宿りをすることに。







この鰻の店『かねよ』は結構名前の知られた所、まあ自分(一人称)には縁のない所ですが。まだ開店前の仕込みの時間らしく、周辺は鰻の香ばしいにおいが漂っている。食べたいなあ、しかし予算が、時間が・・・この誘惑がまさに「うなぎ注意」なのか(写真2枚目)。約20分程の足止めの後雨は何とか小康状態に、さあ、気を取り直して再スタートしよう。




この鰻屋のすぐ横にあるのが蝉丸神社、『蝉丸』と言うと百人一首でも有名な歌人だが、そのイメージはやっぱり坊主めくりのほうが有名か、昔のテレビ番組『三枝の国盗りクイズ』でこれが出たら領地没収だったのを覚えている。ここから少し坂を下りた所にあるのが京阪大谷駅、傾斜のあるホームで有名な駅だが、中に入るには入場券がいるので、ここは駅入口の写真だけ(2枚目)。







再び逢坂関跡に戻り、ここからは浜大津まで一気の下り坂。逢坂1丁目交差点で国道1号線から分かれて踏切を越えると、道はやがて京阪線の線路が道路の真ん中に合流してくる併用軌道区間、上栄町駅はこの区間に入る手前にある(写真1枚目)。
車が頻繁に走る道路の真ん中を4両編成の電車が走る姿は結構壮観だ、と言ってもタイミングが合わなかったので、この区間では写真を撮ることができなかった。そして浜大津へとたどり着く、その駅前の交差点は京阪京津線と石山坂本線が分岐していて、ここを通り過ぎる電車を見るのもまた壮観なり(写真2枚目)。浜大津駅に関してはまたこの先通ることとして、まずは琵琶湖だ、琵琶湖を見に行こう。
観光船乗場を越えて約半年ぶりの琵琶湖との再会、空はどんよりとした曇り空、まださっきの雨が少し残っている(写真3枚目、4枚目)。晴れていたら遠く伊吹山まで見渡すことができるが、今日はさすがに無理か、富士で2-4の近江富士がかろうじて見えるくらい。さて、この先は京阪石山坂本線各駅巡りへと進むこととしよう。このお話はまたの機会にお送りすることとして、今回はここまでとしておきます。     まちみち




No.166 ローカル路線バス乗り継ぎの旅

2015-06-21 23:46:12 | 日記
おはようございます。


昨日放送されていた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』、さっき録画したのを見終わりました。成功か失敗かはまだ見てない人も、見れなかった人もいると思うので言わないでおきましょう。奈良は奈良テレビで放送はあるのですが、テレビ大阪他京都もサンテレビも放送はなくて、後日放送されるのは短縮版とのこと、奈良に住んでて良かったぁ・・・

太川さん、蛭子さんコンビ+マドンナで続いたバス旅も今回で第20弾、と言っても自分(一人称)がオンタイムで見始めたのはほんの去年くらいから、それより前の分はBSの再放送で見させてもらってます、まだ未見なのも5つほどありますが。
今回のマドンナは森尾由美、この人、自分(一人称)と同年代で、アイドル時代ももちろん知ってます。昔MBSラジオの『ヤングタウン』でチャゲ&飛鳥の飛鳥が森尾由美の大ファンだと言っていた、もう30年も前の話です。今回のバス旅では、情報番組などで見せているしっかりした振舞いとはかけ離れた、かなり素な一面を見せてくれています。まあ過酷な旅だから素にもなるでしょうけど。

太川陽介と言えば、自分(一人称)はいまだに「いくみ君」のイメージですねえ、古いですねえ、ドラマ『熱中時代』の話です。北野先生(『昼顔』じゃないよ)をかばうために校長先生の弟に泣きながらお金を投げつけるシーンが印象に残ってます。ただ『ルイルイ』は全く知りません。対して蛭子さんは相変わらずって感じですねえ、今回もいろいろとやらかしてくれてます。この二人の絶妙な掛け合いがこの番組の見所であり味付けなんでしょう。


再放送で見たのも含めて、過去のバス旅の自分なりの感想を述べてみようと思います。




#01 成功 横浜~富山湾(ゲスト:中島史恵)・・・第1弾と言うことで、まだ普通の旅番組気分な感じ。
#02 失敗 日本橋~京都(ゲスト:相本久美子)・・・このシリーズで一番最初に見たのがこの回、東海道をバスで行くと言うことだったが東海道はほとんど関係なし。 バスに間に合ったか見に来てくれた運転手さん、いい人やったなあ。
#03 成功 函館~宗谷岬(ゲスト:伊藤かずえ)・・・未見。今度BSで放送があるので見ます。
#04 成功 京都~宮島(ゲスト:根本りつ子)・・・自分(一人称)が自転車で走ったことある所を行っていたので楽しんで見させていただきました。ただ成功できたのは途中でタクシーが使えたからだったかも、もし今同じルートでやったらどうだろう?
#05 成功 日光~松島(ゲスト:藤田朋子)・・・未見




#06 成功 松島~竜飛岬(ゲスト:山田まりや)・・・未見
#07 失敗 青森~新潟(ゲスト:中山エミリ)・・・パチンコはいかんなあ。ゴールまでまだ距離があったし、何か後味悪い終わり方やったなあ。
#08 成功 京都~出雲大社(ゲスト:川上麻衣子)・・・何か印象に残らない回だった(意見には個人差があります)
#09 成功 出雲~枕崎(ゲスト:芳本美代子)・・・これもあんまり印象に残ってない回だった。
#10 失敗 徳島~鳴門(ゲスト:遠藤久美子)・・・初日いきなりの16キロ徒歩は気の毒、四国一周ポイント制だったが、最初から無理っぽい感じがしていた。




#11 成功 高松~伊勢(ゲスト:いとうまい子)・・・初めて奈良を通過した回、阪奈道路生駒登山口バス停から歩いていた道はここでも紹介した所で、大阪へ行く時にはよく使っています。奈良は言わばバス王国なのでまた来てほしいです、次回は大仏つながりで奈良~鎌倉ってのはどうでしょう、テレ東さん?
#12 成功 松阪~松本城(ゲスト:加藤紀子)・・・未見、この前の感謝祭を見て一番見たくなったのがこの回、早く再放送希望します。
#13 成功 新宿~新潟(ゲスト:田中律子)・・・未見 
#14 成功 名古屋~禄剛埼灯台(ゲスト:森下千里)・・・マドンナの積極さが好印象だった回、 岐阜から富山へ抜けるのは結構大変だと思ったが、それをクリアできたのは積極的に進むことを選択したから。勝負に徹する姿勢が次回へとつながるかと思ったが・・・
#15 失敗 米沢~大間崎(ゲスト:さとう珠緒)・・・早い時間での足止めが痛かった、3日目までは何かちぐはぐな感じ、最終日の追い込みは素晴らしかったが最後の1本が終わってしまっていて断念、残念だった。




#16 失敗 館山~会津若松(ゲスト:ちはる)・・・太川さんがルート選択で苦しんだ回、あの時ああしていればと言っても仕方ないが、選択ひとつで流れが変わって成功できていたかも。一点の淀みなく語る学芸員さん、結構印象に残っています。
#17 成功 山口~室戸岬(ゲスト:宮地真緒)・・・しまなみ海道をよく知っている自分(一人称)が言わせてもらえたら、あの数の橋を歩いて渡るのは可哀想すぎる、マドンナが泣くのも無理ないわ。大変なのは橋よりもそこまでの上りと下り、そこは特別ルールとか、こないだの特急旅みたいにお助けルールとかあっても良かったんではないかな、しまなみ回で楽しみだったが、何か後味が悪かった。
#18 成功 御殿場~直江津(ゲスト:野村真美)・・・この回もマドンナの積極さが光っていた。各日とも見所満載だったが、最終日のもう無理なのでは・・・のところからの大逆転劇はしびれましたねえ、太川氏の決断、まさにここにあり!てな感じで、自分(一人称)的にはこの回が1位です。
#19 成功 大阪城~兼六園(ゲスト:マルシア)・・・ネットではマルシア評判悪いなあ、自分(一人称)はそこまで悪いとは感じなかったけど、3日目の歩きは結構頑張っていたわけだし。まあ1日目2日目がアレだったから仕方ないか。
#20 ?  洞爺湖~羅臼(ゲスト:森尾由美)


今回はバス旅の話だったので、まあ関連と言うことでバス停の写真をいくつか貼っておきました。最近バス停の写真を撮ることが多くなったが、それはこの番組の影響があってのことかも、今回はここまでとしておきます。     まちみち

No.165 大津へ(前編)

2015-06-21 10:37:02 | みち
おはようございます。今回は奈良から大津までを、先日走った時の様子を基にしてお送りしていこうと思います。









奈良を出て国道24号線を進み木津へと至る。ここから京都へは3つの選択肢、左へ自転車道を行くか、真ん中国道24号線を行くか、上狛から右へ山背古道ルートを進むか?今回は時間を稼ぎたいので真っ直ぐルートを行きます。しかしこのルート、国道と言っても道幅は狭く交通量は多い、しかも山城大橋までは2ヶ所木津川沿いの歩道もない所を通るので余程注意して行かなければならない、大きなトラックがすれすれに横を通り過ぎて行くので怖いことしきりである。山城大橋でその区間が終わると(写真3枚目、4枚目)城陽市に入りホッと一息、先へ進んでJR長池駅でトイレ休憩とする。






写真1枚目はJR長池駅近くに立つ道標、ここから少し進んだ所で国道とは分かれて細い道へと入って行く。この道は以前にもここで紹介しているが、普通の民家が立ち並ぶ中に旧街道の雰囲気を残す町並もあって、自分(一人称)はいつも京都へ行く時はここを使っている。ただ、狭い道幅の所に車の往来が結構あるので、ここも注意が必要な所、そして道はやがてJR新田駅に近い交差点へと差し掛かり、ここからは右へ曲がって府道15号線の坂を上って行く。






一旦上り詰めた坂を一気に下るとJR宇治駅に近い通りへと差し掛かる(写真1枚目)。ここを過ぎると宇治橋へとたどり着くが、ここでちょっとだけ寄り道、なかなかな趣のある宇治平等院への参道を走ってみる。写真3枚目がその様子を撮ったものだが、この時はまだ時間が早かったので店は開いてなく、人もほとんど歩いていない状態だった、まあその方は走りやすくて良かったのですが。






宇治橋を渡ると左へと細い道を入って行く。前は行きも帰りも府道7号線を通っていたが、ここがまた走りにくい所、道は狭く歩道はなく、車の往来は激しい、だから最近はもうこの道一択。途中写真1枚目にある黄檗の辻には石の道標が立っている。写真2枚目にあるこの神社の名前が読める人は、地元の人か地名に強い人か、それとも競馬をする人か、ちなみに競馬をする人は京都にある『與杼』も読めるはずです。ここを過ぎると間もなく六地蔵の町並(写真3枚目)、ここからは京都外環を走って山科へと向かう。





山科東野交差点で国道1号線を右へと曲がり、少し行った先で京街道に当たる坂道へと差し掛かる。この道を上り切った所が写真2枚目にある場所、ここで合流する道が旧東海道、その一角には道標が2基立っていて、その横にはここが京都府と滋賀県の境界であることを示している。
ここまで写真を見ても分かる通り、大津まで走ったこの日はどんよりとした曇り空。前日は雨で、今朝上がったばかりでここまで走って来たのですが、この先逢坂越えの辺りでとうとう雨に降られてしまいます、その様子は次回にお伝えすることにして、今回はここまでとしておきます。     まちみち