まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1001 大和川を渡る鉄道・南海電車編

2018-10-09 09:22:25 | 鉄道
おはようございます。


















6月に阪堺電車まつりに行ってその帰りに近くの大和川に架かる橋で南海電車を撮って来ました。撮りに行ったと言うよりは今回大和川沿いを走って来たので、そこを走る鉄道をテーマにしようと言うことでここにやってきたと言うことでしょうか、でもここからだと南海本線と阪堺線、更に向こうには南海高野線も見えるので絶好の場所とも言えるでしょう。さて、まずは本線から、いきなりラピートがやって来ました、自分(一人称)が難波駅で働いていた頃は青一色だった車体も最近はラッピングや赤色に塗られたり、最初の頃の重厚さが失われた感じ、この時走っていた電車もラッピングの帯が掛かっていた。本線は関西空港への連絡線と言う役割で泉佐野までは本数も多く都市近郊線と言う感じだが、そこから先は電車の本数は減って海の近くを走るローカル線な風景へと変わり、泉佐野を境に雰囲気は一変してしまう、その辺りは以前ここで各駅巡りで走ったこともありました。今自分(一人称)が写真を撮っている所は大阪市と堺市のちょうど境界線の上に当たる所、電車の通りも賑やかな所でいろいろな電車が次から次へと通り過ぎて行く、バラエティー豊かな車両は見ていて楽しいが阪急電車みたいに南海はこのカラーと言うイメージがなくなってしまった感じも、それが高級住宅地に住む人と下町に住む庶民の感覚の違い・・・そう言えば大阪のオバちゃんは派手な色が好きやって言うから・・・な~んて話は関係ないか、いや、あるかも・・・。







本線と反対側には阪堺線が走る橋が架かっている、大阪側は下り坂になった向こうにさっき行ってきた我孫子道駅の車庫、堺側は大和川を渡ってすぐの所に電停がある。こちらも1両だけの派手なラッピングの電車が行き来している、本数は手前の我孫子道駅で終点となるのが多いのでこの区間は本数が減ってしまうので、踏切が鳴るとすぐにそちらへとカメラを向ける。阪堺線で一番よく見かける質屋のラッピングの電車だったらガックリ来るところだが、この時はバラエティーに富んだラッピングの電車が通り抜けてくれた、写真3枚目の車両は何か古そうな感じでもう一花咲かすぞ!と言った感じで橋の上を駆け抜けて行った。その後にやって来たのが3両編成の新しい電車、路面電車は文字通り道路の上を走るわけだから何両もの車両をつなげて走ると道の邪魔になって仕方ないとか思われそうだが、最近は路面電車もいろいろなイベント列車や目玉になる電車を走らせている。一時期の阪堺電車ならこんなきれいな電車なんて考えられなかったかも知れないが、今はこの電車が阪堺電車のウリと言う感じ、状況は厳しいかも知れないがいろいろと次の手を打ってこの先も生き残っていってほしいところです。











さっきの橋からでも小さく見えていたが、やっぱり近くで見ようと言うことで高野線の橋が架かる間近な所までやって来ました。この路線は仕事ではもう数えきれない程に乗っていたところ、1日に2往復、3往復したこともあったくらいで車窓に流れる風景がどこかも一目でわかってしまうくらいでした。堺東駅を出ると間もなく渡るこの橋は両側に電車の転落を押さえる欄干がないので、乗り初めの頃は大和川を渡っていると落ちないかと怖く感じたこともあった、まあしょ~もない風で落ちてしまったらシャレにもならないんですけどね。でも最近は台風や自然災害で何が起こるか分からない状況、そんな時に橋を渡って落ちてしまったらそれこそどうしょうもない、それなら初めから走らせない方がいいのだろうと考えて早めに計画運休に踏み切っているんだろうな。この「計画運休」、この前の台風で首都圏の鉄道でやっていたのをニュースでいろいろと放送していたが、最近は関西では台風が来るとなると早めに踏み切ってしまう。自分(一人称)は以前は大阪まで電車通勤だったが今は地元で自転車通勤、しかし雨の日は自転車で走れないので電車を利用している。しかし自転車で走るのが一番危ない台風の日に電車が走らなくなってしまったので、この前の台風の時は雨具を装備して風に煽られ雷の恐怖に耐えながら命からがら走ったのだった。でもこれは乗客の安全を考えての運休だから仕方ないところ、鉄道会社も苦渋の選択をしているのだろうと納得しなければならないし、同じようなことはこの先も続くんだろうな・・・とまたまた写真とは関係ない話になってしまいました、毎度毎度僕の悪い癖。さて、今回も時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。         まちみち


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