まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1782 滋賀の旅2022年春編(4)・・・東近江市ってどんな所、後編

2022-06-24 09:36:32 | 旅行記
よろしくお願いします。



















さあ、滋賀の旅もいよいよ佳境に差し掛かって来ました、前回から謎多き町、東近江市を走っています・・・と書いてしまうとご当地に住んでいる人から謎多き町って何なや~、と言われそうですが、やっぱり謎多き町のイメージがある所です。琵琶湖から離れて水郷の古い町並、JR東海道本線が通る都市部と通り抜けて自然豊かな田園風景へ、やがて五箇荘の歴史的な古い町並へとたどり着きました。

「五個荘金堂地区は近江商人ゆかりの地として知られており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。町並みを歩くと舟板塀や白壁をめぐらした蔵屋敷があり、清らかな水が流れ錦鯉が優雅に泳ぐ掘割が縦横に走っています。金堂地区では近江商人屋敷2邸(外村繁邸・中江準五郎邸)と金堂まちなみ保存交流館が公開されており、近江商人の本宅の佇まいを知ることができます。平成27年には日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」に認定されました。」

ここでの目的はこの町並の中にある大城神社、神社巡りと言うよりはロケ地巡りでやって来ました。この日は朝ドラ『カムカムエブリバディ』の最終回・・・ドラマ本編は金曜日が最終回なのでこの日は1週間のまとめ放送の最終日・・・、ドラマの舞台は岡山でしたが、安子と稔さんの大事な場面のロケがあったのがこの神社。やっぱりみんなそのことを知っていたみたいで、この日はたくさんの人が神社に訪れていました、一番下の写真を見ても分かるように神社前の道にはたくさんの車が止まっていました。

















五箇荘は中山道が通る町、旧街道巡りではもう何度も訪れている所ですが、走っていてここが東近江市と意識したことはありませんでした。近江鉄道五箇荘駅は以前各駅巡りで訪れたことがある所、あの日は急な雨に降られてこの駅で雨宿りしたんだっけ。ホームからは新幹線の高架がもうすぐの所に見えている、新幹線と近江鉄道と言うと景観問題で因縁のある関係、でも鉄道が好きな人からすればこのコラボもなかなかなものです。颯爽と駆け抜ける高速列車にとことことのんびりと田園風景を走るローカル線、もめごとは置いといてこのコラボレーションを楽しむこととしましょう、というわけで近辺で写真が撮れる場所へ。地図では町中で中山道から八日市方面に分かれている道には御代参街道と記されている、この道へと入って踏切を渡ると2つの路線がよく見える場所があった、とりあえずその場所で電車の写真を撮ることに。近江鉄道の方は踏切が鳴るとすぐに分かるが、新幹線はいきなりやって来てすぐに去って行きますからね、チャンスは一瞬しかありません。
















御代参街道と言うからには旧街道の雰囲気がある道かと思ったが普通バスや車が行きかう所、風景も田畑が広がる所からだんだん町の中へと差し掛かってくる、この道は前に各駅巡りの時に走ったかも知れないがあまり記憶に残っていない。やがて町の中心部へと入り近江鉄道八日市駅を示す矢印の看板があったので駅の方へと行ってみる、駅前は割と賑わっていてバス路線も結構あるみたい。JR能登川駅と近江鉄道八日市駅が東近江市の中心駅を争っている感じだが、JTB時刻表で市の中心駅を示す◎がついているのは八日市駅の方、元は八日市市だったのでそこは譲れないと言ったところか。駅前は賑やかだが町中を入ったところにある商店街はシャッターが閉まっている店も多くて寂しい感じ、この商店街も御代参街道で、そこを抜けると大きな道標が立つ交差点へと出て、旧街道の雰囲気が漂う町並へと入って行く。写真にある薬師寺は以前も訪れたことのある小さな寺院、実はその時に見つけることができなかった万葉歌碑探しを再挑戦とのことで境内を歩き回ったが、今回も見つけることができなかった。まあそれは仕方ない、切ない気持ちは置いといて旅はもう少しだけ続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち







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