まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1474 Go To 神戸(3)

2020-11-30 09:26:07 | 旅行記
よろしくお願いします。


















前回の京都に続いて今回はGo To記録、神戸編の最終回です。春から続いていた感染症禍の影響で人の出も寂しかった日が続いていたのですが、この日は9月の4連休の真っ最中、街には人が戻ってきて賑やかな雰囲気が漂っていました。旧居留地辺りは自転車で走るのも気が引ける感じだったのでビル街を抜けて神戸港へ、青い空が広がる神戸港メリケンパークもたくさんの人で賑わっていました、その模様については前回もお伝えしましたが、今回はその続きから始めていこうと思います。まあそれにしてもすごい人の数ですねえ・・・って思ってしまう方がおかしいんだよなあ、ホントはこの光景の方が当たり前なのだから。この前行ってきた京都、嵐山などは本当にこれが世界的観光地の風景なんかなあ、って思ったくらい、人々がこれまでの鬱憤を晴らすかのように出てきた感じもするが、やっと本来の光景が帰ってきたのでしょう。そりゃ~これだけいい天気だったら表にも出たくなるよな~、でもこれが気の緩みとされて今の感染症禍第3波につながっていると言われている、本当にそうなのか?何か納得いかないんだけど・・・。


















メリケンパークから突堤をぐるっと回って中央ターミナルの方へとやって来ました、こちらの方はホテルの影になっていてひっそりとしているが、先の方に見えるターミナルには遊覧船が止まっていてたくさんの人の列が見えている。右手側に見えているのはお馴染みポートタワー、ウルトラセブンとキングジョーが戦いを繰り広げたのももう50年以上も前の話です。それにしてもいい天気、海を見るのは2月に和歌山へ行ったきりのことだったが、青く穏やかな海が見られて海のない県に住んでいる者としても今日は満足な気分で帰ることが・・・って、いやいや、まだ帰らないよ、もう少しだけ時間があるので兵庫方面へと行ってみることとしよう。

モザイクの喧騒の中をすり抜けて国道2号線、JR神戸駅の裏手へと出る、ここから高速沿いに先の方へと進んで行くと左へと分岐する道がある。2号線の混雑ぶりと比べるとひっそりとしたその道へと入って行くと間もなく左手側に中央卸売市場、その手前に架かる橋には運河が通っていて、その袂には写真下から5枚目にある派手な水門が立っている。その写真にもあるようにこの辺りは平清盛所縁の地、大河ドラマをやっていた頃にはよくここに来たものでした。しばらく足が遠のいていたのですが久しぶりにやって来ました、残り時間が少ないので、見覚えのある所ばかりなのでサラッと巡って行くこととしよう。
















運河沿いに整備された公園をゆっくりと進んで行く、特に予定を決めての走りではなかったが、神戸まで来たのなら最後はここまでは来ておくべきだろうと思っていたので、一応最終目的地と言うことになる。平清盛を以て都が開かれたこの場所が兵庫県の最初の中心地と言うことだったのだろう、兵士の武器を収めていた庫があったことから「兵庫」と名付けられたとのことだが、今はその中心部は港で開けた神戸が中心となっている。兵庫の地は横に追いやられた感じもするが、それでも水運、商業、工業の拠点でありながら、また人々の生活の拠点と言う一面も持ち合わせて現在も存在感を誇っている。久しぶりに平清盛所縁の地を巡ってそろそろ走りも終わりの時間へと差し掛かってきた、JR兵庫駅の脇を過ぎて国道28号線へと出て新開地駅近くの公園へ、ここで相棒君はお役御免、奈良からここまでの長い旅路を付き合わせてしまった。さて、神戸編もこれにて終了です、旅の最初には特に目的があるわけでもと書いたのですが、実はこの走りには一つだけ掲げた目的がありました。それが万葉歌碑巡り、その記録についてはいずれ機会を設けてお送りしようと思っています、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち


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