まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1923 チョイTri(p)To 三重(3)・・・中川デルタ

2023-05-28 20:22:16 | 鉄道
よろしくお願いします。





















小雨が降る中を長い距離は走らない、疲れる走りはしない、時間に余裕を持って走る、ということで三重県をチョイ旅、亀山市の関宿から津市を経て伊勢中川駅へとたどり着きました。前回は大阪と名古屋への一大ジャンクションとも言うべく伊勢中川駅での光景の写真を並べましたが、少しだけ時間を戻そう。駅に着いたのは帰りの電車の時間の2時間前、駅前のコンビニで昼食休憩をとった後は今来た道を少しだけ戻って川の手前の交差点を右の細い道へと入る。この日の走りの最大の目的が近鉄大阪線、名古屋線、2線を結ぶ短絡戦の3線が三角形になっているその内側の所、畑の真ん中には「中川デルタ」と看板が立っている。畑と川の堤防に挟まれて車がやっと通れるくらいの細い道、相棒君を止めて堤防の土手に上ると3つの路線が見ることができ、伊勢中川駅のホームもはっきりと見渡せる。架線や信号機が入り組んだように並んでいてさすがに一大ジャンクションと言った感じ、さあ~、時間はたっぷりあります、しばしディープに近鉄電車を眺めるとしましょう。

















今は5月で暑い日が続いていますがこの日は2月のまだまだ寒い時、近辺に風をよける建物も何もない川沿いの土手です、さすがに寒い・・・、でも3線それぞれにバラエティー豊かな車両が次々と通り過ぎて行ってカメラも大忙しです。大阪と伊勢志摩、名古屋と伊勢志摩、大阪と名古屋、長距離を駆ける特急電車が一堂に会すると言った感じ、新型特急『ひのとり』、明るい印象の『伊勢志摩ライナー』、まさに近鉄のエース『アーバンライナー』・・・昔近鉄(Bu)が優勝した時に阿波野投手の速球がこの列車に例えられたので・・・、お馴染み『ビスターカー』も健在です。一方の普通車両はここでは特急をサポートするかのような存在、2両、3両で走る姿はもはやローカル線の風情、大阪、名古屋を結ぶ急行列車も普通をカバーするかのように停車駅が増え、主力を誇っていた昔とは違って格が落ちてしまったかのようです。














結構長い時間電車を見て、その後は相棒君に戻って短絡線の下をくぐって川沿いの堤防の道へと出る、名古屋方には雲出川に架かる鉄橋が見えていて、そこをくぐって特急列車が近づいてくる。前にNHKでやっていた中川家司会の『鉄オタ選手権』で、この3線を通り過ぎる特急電車の中で、アーバンライナーは1日何本通り過ぎるか?と言うクイズをやっていた。タレントチームはヤマ勘で、近鉄職員チームはダイヤから計算して答えを出していたが、定点カメラを1日ずっと回して通り過ぎた本数が37本・・・だったかな?38本だったかな・・・で、タレントチームがピタリ賞、さすが鉄オタの片鱗を見せつけてくれていました。多分そのカメラを置いた場所が、今自分(一人称)がいる場所だったのではないだろうか、ここからでも3線を通り過ぎる列車ははっきりと見渡せる、たださすがに飽きてきたかな、寒いしそろそろ時間だしそろそろ伊勢中川駅へ向かうことと・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち