まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1109 真田の町、九度山

2019-04-12 09:45:48 | まち
おはようございます。













箱根駅伝往路を旅のお供に和歌山県橋本市方面を走っています、その駅伝は東海大学が総合優勝、8区での逆転劇で東洋を振り切り初めて大手町のゴールテープを切ることができました。と言うことで今年の箱根駅伝も終わり、これで正月も終わりやな~と実感する時間ですが自分(一人称)の走りの方はまだ続いています、こちらは駅伝ではなくて駅巡り、南海高野線の学文路駅へとやって来ました。高野線は橋本から南はローカル線区間、赤い2両編成の電車が走っているのですがこの電車、高野線に投入された時は難波~極楽橋間を走る急行としての役割を担っていました。ところが座席が少ないのが不評で通勤区間からは姿を消し山の区間で隠れるように活躍しています、山で隠れるように・・・この地でその話となると思い出す人がいますがその話はもうちょっとだけ先にしてまずは学文路駅、ここの入場券が「入学」と言うことで縁起物となっています。木造の歴史を感じる駅舎がいいですね~、無人駅だが自動改札機なのでホームには入ることはできず、そのホームは2面2線で両線に赤い電車が停車中、せっかく期待されて登場したのにこんな山に追いやられて、いつかは中央へと考えていたりして・・・。













国道370号線を進んで上り坂を越えると五差路の交差点があり、その一角の高台にあるのが高野線の次の駅である九度山駅、何か駅の至る所に6つの丸が描かれている、この丸の並びを見ると「チャッチャチャチャッチャチャチャ・・・♪」文字にすると全然分からんな、要はこれだ↓↓↓



九度山町は真田昌幸、信繁親子が関ヶ原の戦いで敗れて流罪となった所、以前より真田幸村所縁の地としてたくさんの観光客が訪れていましたが、大河ドラマ放送時はその賑わいもピークを迎えました、九度山駅は文字通りその玄関口、さすがにそのイベントには乗っかからなければと言った感じのけばけばしさです。交差点に戻ると南は高野山、西へは和歌山方面の道が伸びているが、北に伸びている道には上の写真下から4枚目、3枚目にあるように「真田のみち」と名付けられている。入口が商店街となっているその道へと入って行くとすぐにカーブの上り坂があり、その後は旧街道の雰囲気が漂う町並へと入って行く、この辺りが真田所縁の地となるわけですが、それでは次の項で巡って行ってみることにしましょう。
















と言うことでその様子は上の写真にてお送りしました、もうくどくどとした説明はいいでしょう、大河放送時はたくさんの人が訪れたと言うことであえてその時期は外そうと考えていたのですが、結局それから2年以上も経ってやっとここに来ることができました。『真田丸』についてはここでも何度か取り上げたことがありました、真田丸があったとされる大阪城近くは何度か訪れました、ドラマの方は正直面白かったかと言われると何か、何かな・・・、脚本が三谷幸喜だったから何か余計な演出が目に付いた所が多かった気がしました。真田幸村と言うと戦国時代の中では一種ヒーロー扱いされている風潮もありましたが、ドラマで描かれた幸村=信繁はそのイメージからは遠くかけ離れた感じ、幸村にヒーロー像を馳せていた人たちはそのイメージを崩されたのではなかったのでしょうか。さて、橋本、九度山への走りも一応ここで終わり、南海高野線に沿ってここまで走って来たのですが実はここまで南へ向かっているわけでなく、紀ノ川に沿って西へと進んできた、だからこの町も紀ノ川の近くに合って町並を抜けるとすぐに川に架かる橋へとたどり着いた。この橋を渡ってそのまま北へ真っ直ぐ進むとJR高野口駅だが、ここで輪行するとなると電車代が・・・またまたケチな性格が出てしまいました、やっぱりできるだけ安く帰りたいですからね。と言うことで再度橋本へと向かうことにした、時間的には橋本駅からJR和歌山線で帰ることになるでしょう、その模様については次回でのお送りとして、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち