まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.829 滋賀の旅2017春編(7)・北近江、春の風景

2017-10-04 06:49:51 | 旅行記
おはようございます。















滋賀の旅春編はGWに走った記録、もうあれから5か月も経ってしまいました、早く終わらせなければならないと思っているのですが旅の方はまだ中盤戦と言ったところ、何とかペースを上げていきたいところです、前置きはさておき、早速行くこととしましょう。
北国脇往還の宿場町、伊部の町並を抜けて国道365号線を渡って小谷山の入口へとやって来ました。小谷城見学のバスが出ている小谷城戦国歴史資料館、大河ドラマ『江』の放送中はふるさと館が開かれていた所でしたが、こちらは歴史重点と言う感じだったので開催中は通り過ぎるだけでした。園内の駐車場の奥には写真1枚目にある兜のモニュメント、まあ戦国時代の話だから兜でもいいんだけど、せっかく姫が主役のドラマなのだからそちらに関するモニュメントの方が良かったとも思うんですが・・・何年か後にこの地を舞台にした大河ドラマをやった後にタイトルを書き替えられりして、まあそれはないだろうけど・・・と言うことでここではトイレ休憩、さてさて、北国脇往還は更に続きます。ここからすぐの所にあるのが写真4枚目~6枚目にある水車、この日は水があまり流れてなくて回り具合もご機嫌斜めな感じだった、そう言えば八島の水車も廻ってなかったなあ。ここを過ぎると郡上の町並、あっと言う間に通り過ぎてしまう所だが小谷城の近い所にあって浅井氏の庇護を受けていた所だろう、とは言え戦国時代は権力、領地の奪い合い、裏切り、調略が横行・・・ってこれは今もあんまし変わってないか、とにかくこのところの民進党の迷走ぶりはお笑いものですなあ。それはそれとしてほとんど人の姿も見かけない静かな町並、しかし国道を越えた向こう側にある山には小谷城を落とそうと羽柴秀吉が陣を張って睨みを利かせていたとのこと、間近な所で睨みを利かせられると町の人たちもたまったもんではなかっただろう。結果、小谷城は落ちてしまうことになった・・・のが『江』の第1話、激動の時代の始まりでした。











更に北国脇往還を北へと進んで馬上の町並へ、国道から離れて写真1枚目にある常夜燈が立つ場所から町並へと入って行く。旧街道らしい緩やかなカーブに沿って川があふれそうな水量で結構早いスピードで流れている、水をテーマに走って来た旅もここからがいよいよ佳境と言うべき所へと差し掛かってきている。まず見所の一つとなるのが写真5枚目からある風景、旧街道が町並の真ん中で90度左へと折れる場所、その一角に古い道標が立っていて横を川が流れている。上流から流れてきた水はここで分水となってさっき通って来た道沿いの川へと注いでいる、それにしても水路を流れる水は上の写真を見ても予測がつくと思うのですが、なかなかの透明度で流れの勢いも結構なもので今にもあふれそうな感じ、これまでここまで見てきた水のある風景はどこもそんな感じだった、いわば北近江の水は人々の生活を支える役目に意気を感じて元気だとでも言ったところだろうか。








先にも書きましたがこの旅はGWに走ったもの、今はもう秋なので(何かそんな歌あったなあ)季節外れも甚だしいと言ったところだがその辺りはご勘弁を。写真にあるように花は色とりどりで春の暖かさの恩恵を受けて咲き誇っている、秋に見る花はどことなく季節の終わりを前にしての儚さを覗えるものに対して、春の花や草木はまさに若葉と言った感じ、これから伸びていこうと言う雰囲気を漂わせている。上の写真の1枚目、2枚目にある所を少し行くと高時川に架かる阿弥陀橋、ここを渡り終えた所で国道から分かれて川沿いにある自転車道に入るが、そに道が北国脇往還に渡る。ほんの1ヶ月ほど前は桜のトンネルだった所も今は新緑の中の道と変わり、そこを抜けると樹々の代わりに写真3枚目、4枚目にあるように鯉のぼりが旅人の目を楽しませてくれる。今回はもう季節感も何もありゃしないと言った感じの内容になってしまいましたが、この旅の模様はまだあと3回は続く予定です。まあ北近江の旅となると自分(一人称)もテンション上がり気味となってしまうのでその辺りはじっくりとお送りしていきたい、と言うことでここは我慢強くお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。          まちみち