まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.550 神戸、北野町異人館通(後編)

2016-08-15 20:17:10 | みち
おはようございます。


連日盛り上がってる夏の甲子園も今日(15日)でベスト16が出揃いました。当然ここには智辯学園も横浜も名前はありません、負けてしまったからね。で、もしかしたら昨日(14日)その仲間入りになりそうだったのが東邦、9回の攻撃が始まるまでは5-9と4点差、八戸学院光星が最終回を抑えたら試合終了で次の横浜vs履正社の試合だったのですが、その9回表に起こってまったんだよなあ、自分(一人称)が一番見たくない光景が。光星の応援団以外のスタンドのほとんどが東邦の応援になってしまって、ブラスバンドの音に合わせてタオルを振り回している、一種異様な光景がテレビの画面から流れてきた。負けているチームを応援したいと言う気持ちからだろうか、その光景は去年の決勝戦の仙台育英が同点に追いついた時の雰囲気を思わせるのと同じ感じのもの。東邦の選手たちがその応援に勇気づけられたのか、それとも光星の投手がその雰囲気に飲まれてしまったのか、試合は東邦が4点差を跳ね返しての逆転サヨナラ勝利、試合終了の時の光星の選手の落ち込み具合は半端なかった。もちろん勝負だから粘り強く勝利した東邦は見事だったが、

「全体が敵なんだ」

と言うコメントを残した光星の選手もいるくらい、どうしてこんなことになってしまったのだろう。確か去年の東海大相模、小笠原投手も似たようなコメントをしていたと思うが、自分(一人称)も確かにこの光景には異様なものと同時に不愉快なものを感じてしまった。何度も言いますが天理が2度めに夏の優勝を果たした時もこんな感じ、しかもその時は日本全国が沖水の応援と言った感じ、マスコミも沖水贔屓の記事ばかり、でもこれは当時はまだ弱小県だった沖縄県が初めて決勝進出だったので仕方ない。でも今回は東邦は春夏合わせて4度優勝の超名門校、対して八戸学院光星は3期連続準優勝と言う不運がつきまとうチーム、日本人の何やら贔屓なら光星を応援してあげたくなるところなのにどうして・・・?でもこれって誰が悪いとかそんなのでは語れない問題だと思う、多分集団心理が観客を東邦一辺倒の応援に巻き込んでしまったと言うことだろう、光星は気の毒としか言いようがないが、本当に強いチームならこんなもん跳ね返してしまえ~てな感じで勝たなきゃ。甲子園には魔物が潜んでいるとよく言われるが、そんな魔物に負けてしまってどうする!!でも自分(一人称)はまだまだこの先、甲子園を異様な雰囲気が取り囲んでしまいそうな試合があるんやろうなあ、と思ってしまいます、人は自然にこのチームは悪役だと決めつけてしまうところがあるので・・・あ、八戸学院光星は悪役じゃないよ、ネットに煽られてるんじゃないよ!!!





神戸市の文化財巡りの一環としてやって来た北野異人館街、たくさんの人が行き交う狭い道をあちらこちらと走り回っているところです。さて、風見鶏の館がある高台から下って来て山本通へと戻って来ました・・・ってこれは間違いでした、たどり着いたのは北野通です。前回、この道を山本通と書いてしまったのですが、その名前の道はここから下った所にあるもう1本南にある道、間違いはキチンとただしておいてから行ってみることとしましょう。










と言うことで、新神戸駅前の坂道から続くここ北野通に建ち並ぶ洋館の写真をいくつか並べてみました。ここは毎度のことながら、それぞれの建物についての細かい説明は省きます、すみませんねえ、何せ説明するのがへったくそなもんでして。どうして神戸にはこのような洋館が多いのか?それについてはこちらをご覧いただくとして・・・って相変わらず説明はひとまかせです、すみません。最後の写真にある交番は地元の人たちにとっては特に何気ない所かも知れないが、この赤レンガ造りの建物が何ともいい雰囲気、まさに異人館通にピッタリな感じです。








北野通を下って来てたどり着いたのが山本通3丁目交差点、ここを交差する道が正真正銘の山本通と言うことか、写真1枚目はその一角に立つ郵便ポストを撮ったものだが、その後ろにある赤レンガを積み重ねた塀が何とも異人館街っぽい。ここは異人館通の一番終わりになる所だが、そのまま過ぎ去ってしまうにはあまりにも消化不良気味なので、一旦戻るような形で左側へと進んで行くことに。人の通りはさっきの道よりは少ないが、ここも趣のある洋館が建ち並んでいる。建物に興味をひかれて写真を撮っていると、中から女性が出てきて何か声をかけてきた、どうやらお店だったらしい、もちろん入らないのでそそくさと失礼させていただきました・・・











北野坂通付近の交差点は上へ向かう人と三宮駅へ向かう人が波になって流れていて、自転車で通るには気が引けてしまう所、なのでここで折り返して山本通をさっきの交差点まで戻ることにする。行きしなに見てきた風景、建物の中で気に掛かったものをゆっくりゆっくりと進みながら写真に収めていったわけだが、ここに並べた写真にある建物は全部似たような感じばかりです。赤レンガの壁に囲まれてモダンな様式の洋館が何棟か建ち並んでいて、その中のいくつかはマークが掲げられていて、伝統的建造物やひょうごの近代住宅100選に指定されている。
さて、2回に渡って前後編でお送りしてきた神戸市北野異人館通巡りはここまで、この後は更に下って行って神戸市の中心地へと入って文化財巡りへと向かって行くこととします。休日の午後で元町、神戸港などこの先巡る所はどこも人がいっぱい、しかし所々には20年以上経っても傷跡が残る所もあって、その凄まじさを思い知らされる場所もいくつか通り過ぎることになります。その辺りの話についてはまた次回以降でのお送りと考えていますが、先はまだまだ長いので今のところ終わりが見えません。もしかしたら『とと姉ちゃん』の最終回辺りになりそうかも・・・となるとタイミングばっちりなんですが、まあその辺りは流れにまかせると言うことで、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。        まちみち