「冷や汁」と言うものがある。
宮崎を代表する郷土料理でもある。
名前の通り「冷やした汁」は、
食欲の落ちる夏の疲れに
最良の健康食のイメージがある。
いりこ、ごま、味噌、夏野菜。
夏といえば「冷や汁」
だが、できれば1年中でも戴きたいほど
私の大好物の
素朴な故郷の味である。
ところが、
同じリトルに育ったスージィーは
この「冷や汁」を知らなかった。
私はリトルなら何処の家でも
作っているものと信じていた。
驚きだった。
それで調べてみた。
「ウィキペディア」に
古くは鎌倉時代の「鎌倉管領家記録」に
「冷や汁」の記述が見られる。
とあった。
すると「冷や汁」は、
遠い昔、綿貫二郎左衛門妙義氏が
鎌倉から阿蘇谷の北郷(北里)まで
、持参したもの一つに「冷や汁」があり、
永くこの地に根付いた ・ ・ ・
これは全くの個人的私観で
何の根拠はないが、
十分に考えられる説。
仮にそうでなくても、
そう信じた方がロマンがある。
「冷や汁」は、
いにしえの都、鎌倉の味。
今では、スージィーなりのレシピで
試行錯誤を繰り返しているうちに、
私が昔戴いた「冷や汁」の味に
近づいてきた。
「冷や汁」を熱いご飯の上にかけ戴く。
画像は借り物です。
お盆に帰ってくる孫に作ってやりましょうか。
スージィーなりのレシピで
いにしえの都、鎌倉の味を。