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米国株、ダウ続落18ドル安 収益懸念で1カ月ぶり安値 通信安い

2012年10月12日 06時51分12秒 | Weblog
米国株、ダウ続落18ドル安 収益懸念で1カ月ぶり安値 通信安い

【NQNニューヨーク=増永裕樹】11日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅ながら4日続落した。

終値は前日比18ドル58セント(0.1%)安の1万3326ドル39セントと、9月11日以来1カ月ぶりの安値をつけた。

市場では米企業の収益が落ち込むとの懸念が強かった。

米株式の上昇余地を指摘する金融機関のリポートなどを手掛かりに上昇する場面もあったが、取引終了にかけて目先の利益をひとまず確定する売りが優勢になった。

 非鉄大手アルコアなど7~9月期の収益低迷を示す決算が相次ぎ、投資家の景況感が揺らいでいる。

12日には金融大手のJPモルガン・チェースなどが四半期決算の発表を予定しており、米国を代表する企業の収益を見極めたいとのムードが浮上。

買いを手控える雰囲気が広がった。

 AT&Tやベライゾン・コミュニケーションズなど通信株の下げも重荷になった。

日本経済新聞(電子版)などが11日、「ソフトバンクが米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収する方向で協議に入った」と報道。ソフトバンクの米市場参入で通信料金を巡る競争が激しくなるとの警戒感から売りが広がった。

 朝方発表の週間ベースの新規失業保険申請件数は33万9000件と、36万5000件程度だった市場予想より少なかった。

米雇用環境の改善を示すとして買いを呼び込む場面もあったが、勢いは続かなかった。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続落。前日比2.37ポイント(0.1%)安の3049.41と、8月30日以来の安値で終えた。

 業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち4業種が下落。

「電気通信サービス」と「一般消費財・サービス」の値下がりが目立った。

「エネルギー」や「金融」などは上げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億5000万株(速報値)、ナスダック市場は約15億7000万株(同)だった。

 映画・娯楽のウォルト・ディズニーや、ホームセンターのホーム・デポが下落。

化学のデュポンや、小売り世界最大手のウォルマート・ストアーズが売りに押された。

 一方、買収観測を受けてスプリントが大幅に上昇。

スプリントと事業面で連携する高速無線通信会社クリアワイヤにも連想買いが広がった。

大手銀のバンク・オブ・アメリカや、50億ドル相当の受注に成功したと発表した航空機のボーイングも上げた。

CME日経225先物 8580円

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