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15日、USダウ反落49ドル安。 利益確定売り優勢、金融株が安い

2009年12月16日 07時32分17秒 | Weblog
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。

前日比49ドル05セント安の1万0452ドル00セントで終えた。

前日まで4日続伸し1年2カ月ぶりの高値を付けたことから、利益確定目的の売りが優勢だった。

与信コストの増加懸念などから金融株が売られたことも、相場を下押しした。

12月のニューヨーク連銀景気指数が市場予想に反して前月比で大幅に低下したことも相場の重荷になった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、11.05ポイント安の2201.05で終えた。

高値警戒感に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明を16日に控えて積極的な買いは見送られた。

11月の米鉱工業生産指数や卸売物価指数が前月比で市場予想以上に上昇したが、ニューヨーク連銀指数が低下したことから株式相場への影響は目立たなかった。

 S&P500種株価指数は5営業日ぶりに反落。前日比6.18ポイント安の1107.93で終えた。業種別S&P500種指数では「エネルギー」を除く9業種が下落。「金融」が下落率首位となったほか、「通信サービス」「素材」も安かった。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約11億8000万株(速報値)、ナスダック市場が約19億1000万株(同)だった。

 前日に大手銀シティグループとウェルズ・ファーゴが公的資金の返済計画を発表。新株発行に伴う株主価値の希薄化が嫌気され、金融株が売られた。クレジットカード大手キャピタル・ワン・ファイナンシャルが提出した資料で、11月の貸倒償却率が上昇したことも売りを誘った。シティは3%超下げ、キャピタルワンも安い。ダウ平均採用銘柄ではバンク・オブ・アメリカが下落率首位、JPモルガン・チェースが同2位となった。

 最新鋭中型機「ドリームライナー」の初飛行テストを実施した航空機大手ボーイングは小幅安。朝方発表した四半期決算で2009年12月~10年2月期の利益率が低下する見通しを示した家電量販店大手のベスト・バイは8%超の急落。2010年の収益見通しなどを発表したゼネラル・エレクトリック(GE)も小幅ながら下げた。

 一方、アナリストが目標株価を引き上げたウェルズ・ファーゴは小幅高。アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のアブダビ投資庁が株式を保有していることがわかったハイアット・ホテルズも上昇した。ダウ平均採用銘柄では映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーや化学大手スリーエムが上昇した。

CME日経225先物 10170円

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