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「隣国敵視」は経済的にもマイナス

2012年08月31日 12時33分18秒 | Weblog
「隣国敵視」は経済的にもマイナス・・・(飯山一郎)より

日本人は、政治、文化、学問、すべて日本列島のなかだけで考える。

「アジアのなかの日本」という発想がない。「一国完結型」の考え方だ。

新井白石も、本居宣長も、柳田国男も、丸山眞男も、日本の最高水準

の知識人たちでさえ、日本列島のなかだけで物事を考えてきた。

丸山眞男にいたっては、平壌で長期間生活した経験もあるのに朝鮮

半島と日本の関わりを完全に排除して、日本列島のなかだけで日本

の政治思想を論じてきた。


卑弥呼や邪馬台国のことが書いてある『魏志倭人伝』も日本列島内の

古伝であると勘違いして、「一国完結型」で日本の古代史を論じてきた。


この「島国思考」(悪く言うと「島国根性」)は、ややもすると「他国排除」となる。

そして「他国排除」は、簡単に「隣国敵視」に変換されてゆく…。

この「隣国敵視」の風潮が、最近の日本では特に強化されている。

その結果、今、日本国の隣国は全て「仮想敵国」と化してしまった…。

この経済的損失は莫大だが、反面、米国はアジアの緊張で軍事産業

までがウハウハである。


石原慎の尖閣買収発言。こんな稚拙な(しかし緻密に計画された)煽り

だけで東アジアは緊張の坩堝(ルツボ)。

「3年かけて築きあげてきた協調関係を3日で壊す!」 緊張を煽って、

軍需産業で儲ける。

石原慎の飼い主・ヘリテージ財団のオイシイ商売、

やめられませんなぁーー。


中国も、戦争屋どもの餌食になって国内をバラバラに分割されて、再度

また植民地にされる…、そんなことは真っ平ご免なので、簡単には戦争

屋の手にはノラない。(日本はノってしまっているが…。)


戦争屋の悪魔的な策略を排除しつつ、アジアを安定させるための戦略の

なかに『めぐみサイン』と『めぐみカード』が組み込まれている…。

そーゆーふーに鷲は考えている次第。

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