いじめ撲滅へ市民の責任明記 岐阜・可児市が条例
大津市の中2男子自殺などを受け、地域ぐるみの対応が急がれる
小中学校のいじめ防止に向け、学校だけでなく保護者や市民らの責任を
明記した岐阜県可児市の「子どものいじめ防止条例」が2日の市議会で、
全会一致で可決、成立した。罰則や強制力はない。3日に施行される。
いじめが起きた際に客観的な立場から調査、
助言する専門委員会の常設も盛り込んだ。
文部科学省や可児市によると、同様の条例は、家庭や職場での虐待や暴力も
対象とした兵庫県小野市の例があるが、子供に特化した条例は全国で初めて。
大津市議会は議員提案でいじめ防止条例成立を目指しており、
検討会議座長の北村正二市議は「教育現場に特化した条例は大津市の
課題にも適応しており、参考にする」としている。
条例は、子供たちにも広く読んでもらうため「です」「ます」調で表記した。
いじめ防止を「社会全体で取り組むべき重要課題です」と宣言。
市、学校、保護者、市民、事業者などはそれぞれ責務を自覚し、
連携しなければならないとした。
大津市の中2男子自殺などを受け、地域ぐるみの対応が急がれる
小中学校のいじめ防止に向け、学校だけでなく保護者や市民らの責任を
明記した岐阜県可児市の「子どものいじめ防止条例」が2日の市議会で、
全会一致で可決、成立した。罰則や強制力はない。3日に施行される。
いじめが起きた際に客観的な立場から調査、
助言する専門委員会の常設も盛り込んだ。
文部科学省や可児市によると、同様の条例は、家庭や職場での虐待や暴力も
対象とした兵庫県小野市の例があるが、子供に特化した条例は全国で初めて。
大津市議会は議員提案でいじめ防止条例成立を目指しており、
検討会議座長の北村正二市議は「教育現場に特化した条例は大津市の
課題にも適応しており、参考にする」としている。
条例は、子供たちにも広く読んでもらうため「です」「ます」調で表記した。
いじめ防止を「社会全体で取り組むべき重要課題です」と宣言。
市、学校、保護者、市民、事業者などはそれぞれ責務を自覚し、
連携しなければならないとした。
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