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東証大引け、続伸 9400円台回復、6カ月半ぶり高値 主力株堅調

2012年02月20日 15時46分49秒 | Weblog
東証大引け、続伸 9400円台回復、6カ月半ぶり高値 主力株堅調

 20日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。

終値は前週末比100円92銭(1.08%)高い9485円09銭だった。

9400円台を回復し、昨年8月4日以来、約6カ月半ぶりの高値で終えた。

円安と中国の追加金融緩和を受け、主力の輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。

20日のユーロ圏財務相会合でギリシャへの金融支援が決まるとの観測も相場を支えた。

半面、短期的な上昇ピッチの速さから相場の過熱感を警戒する声は多く、上値では利益確定売りも出て、日経平均は後場に伸び悩んだ。

 東京外国為替市場で円は売られ、一時1ドル=79円79銭近辺まで円安・ドル高が進んだ。対ユーロでも1ユーロ=105円台に弱含み、円安による採算改善を期待した買いが自動車株や電機株、精密機械株などに入った。

ホンダは一時、昨年8月以来となる3000円台まで買われた。

 中国人民銀行(中央銀行)は18日、預金準備率を0.5%引き下げると発表。

足元の物価上昇懸念から金融緩和の実施時期は後ずれするとの見方が優勢だっただけに、市場では驚きの声が聞かれ、中国関連銘柄とされるコマツや日立建機、ファナックの買いを誘った。

 日経平均は朝方に一時9549円を付けたが、その後は伸び悩んだ。

円安基調に一服感が出たことに加え、「9500円を回復したことでひとまず達成感が広がり、目先の利益を確定する売りが出た」(水戸証券の吉井豊投資情報部長)という。

20日の米株式市場が休場のため、大引けにかけて市場の様子見空気が強まった。

上げ幅が2日連続で100円を超えるのは昨年11月下旬以来。

 東証1部の売買代金は概算で1兆3840億円、売買高は同24億2431万株だった。

東証1部の値上がり銘柄数は、全体の5割強の901だった。値下がりは620、横ばいは147だった。新高値銘柄数は43と比較的高水準だった。

 東証株価指数(TOPIX)も続伸。業種別TOPIX(33業種)の値上がり率上位には「鉄鋼業」「海運業」「鉱業」などが並んだ。

また、東証REIT指数は前週末比12.07ポイント高の902.92と、昨年11月2日以来の900台回復となった。

 トヨタ、日産自、東芝、ソニー、パナソニックなど主力株は総じて堅調。

三菱UFJ、野村、大和など金融株が買われ、第一生命は約半年ぶりに10万円台を回復した。

三菱商、三井物など総合商社株や新日鉄、JFEなど鉄鋼株の上げも目立った。

商船三井、川重、国際石開帝石が高い。東電は大幅続伸し、13%高で終えた。

 半面、大成建、清水建などゼネコン株が安く、サッポロHD、太平洋セメ、サンリオ、ANAが売られた。

グリーとディーエヌエは大幅安。

 東証2部株価指数は25営業日続伸した。

25日連騰は、1975年4月9日~5月13日の26日に次ぐ過去2番目の記録だ。

セントラル総、ツクイ、魚力が上げ、

ジオスター、マーベラスが下げた。

2月20日(月)株式市場休場(米国、カナダ)プレジデンツデーの祝日


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