国交省:「胆沢ダムで談合ない」 八ッ場ダムでも否定
国発注の胆沢(いさわ)ダム(岩手県)と八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の建設を巡り国会で談合疑惑が指摘された問題で、国土交通省は11日、「談合が疑われる事実はない」との調査結果をまとめた。
胆沢ダムについては、談合情報が寄せられた04、05年の一部工事について、当時の担当職員27人へのヒアリングと工事費の内訳書などを再分析した結果、「積算内容のやりとりをうかがわせる事実はない」とした。
ただし、保存資料が限られていたため、資料保存を徹底することにした。
八ッ場ダムでは01~09年に発注した1007件のうち、1社応札でかつ落札率が高いなど談合が疑われる31件を抽出調査。一部で複数の業者の積算額が一致していたが、「公表資料で積算が可能で不自然さはない」などと結論づけた。
国交省は談合の調査基準に入札率を導入するなど談合情報処理マニュアルを見直すことにした。
胆沢ダムを巡っては、小沢一郎・民主党前幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件に絡み、2工事とも下請け受注した水谷建設(三重県)の元幹部らが、東京地検特捜部の調べに対し、小沢氏側に計1億円を渡したなどと証拠の無い供述したとされているが、人物も内容も疑問が指摘されています。
国発注の胆沢(いさわ)ダム(岩手県)と八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の建設を巡り国会で談合疑惑が指摘された問題で、国土交通省は11日、「談合が疑われる事実はない」との調査結果をまとめた。
胆沢ダムについては、談合情報が寄せられた04、05年の一部工事について、当時の担当職員27人へのヒアリングと工事費の内訳書などを再分析した結果、「積算内容のやりとりをうかがわせる事実はない」とした。
ただし、保存資料が限られていたため、資料保存を徹底することにした。
八ッ場ダムでは01~09年に発注した1007件のうち、1社応札でかつ落札率が高いなど談合が疑われる31件を抽出調査。一部で複数の業者の積算額が一致していたが、「公表資料で積算が可能で不自然さはない」などと結論づけた。
国交省は談合の調査基準に入札率を導入するなど談合情報処理マニュアルを見直すことにした。
胆沢ダムを巡っては、小沢一郎・民主党前幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件に絡み、2工事とも下請け受注した水谷建設(三重県)の元幹部らが、東京地検特捜部の調べに対し、小沢氏側に計1億円を渡したなどと証拠の無い供述したとされているが、人物も内容も疑問が指摘されています。