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NY株、急反発=FRB議長が利下げ示唆で

2007年09月01日 09時19分19秒 | Weblog
週末31日(金)のニューヨーク株式相場は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で利下げを示唆したことを受け、住宅ローン焦げ付き問題を端緒とした信用収縮が和らぐとの期待感が高まり急反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比119.01ドル高の1万3357.74ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同31.06ポイント高の2596.36で終了した。
 
バーナンキ議長は講演で、住宅金融問題に起因する信用不安をめぐり、市場の混乱が景気全体に悪影響を及ぼすなら「必要に応じて行動する」と強調。

2週間前の公定歩合引き下げに続き利下げの可能性が示されたことで金融機関の資金繰り不安が後退、株式市場では買い安心感が広がった。
 
その後、ブッシュ大統領が記者会見で、住宅の差し押さえ対策を発表。「差し押さえで売りに出される住宅が減少すれば、住宅価格の下落に歯止めが掛かる」(バンク・オブ・アメリカのシニア・エコノミスト、ピーター・クレツマー氏)との見方が広がり、ダウ平均の上げ幅は一時190ドルに達した。
 
ダウ構成銘柄はほぼ全面高。ヒューレット・パッカードなどのハイテク銘柄、ホーム・デポなど住宅関連、アメリカン・エキスプレスなど金融銘柄の上げが目立った。