ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

3コマも担当の今学期

2024年05月09日 | カンボジアでの教員生活


カンボジアの大学で、今学期は4月に始まったのだが、最初引き受けたのは2コマの予定が、もう1コマ持って欲しいと依頼された。

珍しくないいつものことだが、教員不足で卒業のために必要な単位に必要な単位が取れない学生が20名ほど出たらしい。

その学生たちが相談して新しいコースを学部長に直談判して開講してもらうことができちゃうのだ。

↓ステーキが食べたくなってHardRock Cafe


依頼を受けたのはいいが、金曜の夜!
あり得ない・・・・

講義に行って、「みんな来てくれてえらいねー、ほんとは金曜夜に勉強したくないよねー」というと、「このあと飲むビールが楽しみなんです!」
なかなか楽しいクラスなのである。

みんなフルタイムで仕事持ってたりするから、そもそも5時半に集まれないし、私も6時過ぎにしか大学につけない(渋滞で)。

↓1回生向けのジェンダー学


4回の講義はテキトーに話してテキトーに板書して、ということで進めることにした。
何しろ20年以上実務やってるし教えてるし、いろんな引き出しがあるからなんでも話せる。

ジェンダー学の方は、ケーススタディーメソッドで、毎回ケースを与えて、「あなたならどうする?」という回答を考えてもらって発表してもらうことにした。

2−3名のグループを作って、性的マイノリティとか、リプロについて(中絶、代理母)、自分の弟とか姉とかが自分に相談してきた場合、どういうアドバイスをする?という具体的なケーススタディーをたくさん作ってみた。




みんなに毎回じっくり考えてもらって発表してもらったら、20年後にも私の講義ことを覚えてくれてるかもしれない。








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