「天ぷらにソースをかけますか?ニッポン食文化の境界線」は日経の記者さんが、日本の食文化を徹底的に調査して東西の違いを分析した本。
ネットで投票とかもして、ご本人は東海道を歩いて調査をして、なかなか本格的なのである。
こんな楽しそうなことやってお給料もらえるのはいいな。
↓ロンドンの大英博物館で、丸裸でケーキとかが売ってるという不思議な光景は他の博物館でも見た
天ぷらにソースは、小さい頃は特別なスープ(天つゆ)をつけて食べていた記憶があるけれど、大きくなってから(高校くらい?)ソースになった記憶がある。
そういえば、あのスープ、母親はどうやって作っていたんだろう・・・・
肉まんというのも、意味はわかるけれど、豚まんだろう。
豚まんは元町でよく食べてたけれど(寒い冬の立ち食いはおいしい!)、豚まんは醤油・酢をまぜて、辛子をちょこっとつけながら食べるのが当たり前、それ以外の食べ方があるなんて知らなかった。
稲荷寿しに俵形があるなんて、この本を読むまで知らなかった・・・・小学校の運動会といえばおいなりさん、もちろん三角だった。
この本では、まあ参加者(ネットでのコメント)が好き放題言ってて面白くて、私も参加したかった!
さらに知らなかったのはポリタンクの色。関東では赤いポリタンクだそうな、そんなの見たことない!!
そもそもポリタンクなんて、阪神大震災の時に水がなくて、雪の中給水車が来るのを行列して並んで、ポリタンクで水をもらったのがポリタンクとの初めての出会い(あれは田舎のおばあちゃんたちがポリタンクをたくさん準備してくれて、助かったのだよな・・・・神戸では手に入らなかった)。
日本文化、おそるべし。関東の人と関西の人が結婚したら、そりゃあ違う文化圏なので食生活で大変かも?
カンボジアでも、クィ・ティエウが地方によって味付けが違うとか入れる野菜が違うとかあるけれど(ベトナムに近くなると新鮮な野菜を大量にいれる)、それ以外にもノムバチョップに入れる花の色が違うとか、いろいろあるんだろうか・・・・?