ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

ロンドンで買った本

2019年07月10日 | ロンドン旅行



ロンドンでは、スーツケース一杯におみやげが買える!
学生時代に頻繁に遊びに着てた時も、パリとかロンドンは大きなスーツケースをほぼからっぽで来て、洋服とか靴とか山ほど買い込んで帰ったなと・・・
バブルの時代なのである。
パリでは(当時パリに行くような人は)誰もがエルメスとヴィトンを買いまくり、ロンドンではバーバリーとアクアスキュータムでキャッシュでばんばん買っていたのだ。懐かしい。

↓お土産を爆買いしたハロッズ、食品街も大好き



ロンドン滞在の今回は、大好きなバーバリーもアクアスキュータムも行かなかった。
大好きなブリティッシュの洋服は、山ほどタンスにしまいこんでいて、全然着こなせていないのにまた買ってどうする?と反省もあり。
さらに、ちょっと太ってしまったせいで、バーバリーのスカートとかズボンとか履けなくなってて、さらに反省なのだ。

ロンドンでは、とにかく本が欲しかったので本屋めぐりをして、厳選して買ってみた。
なにせ、まだ前回(2ヶ月前?)マレーシアで買った本すら読んでなくて(ついつい日本語を読んじゃう)、たくさん買っても無駄だと反省したのだ。
でも、パレードウィークのおかげで、ジェンダー関係の面白い本が新書だけでなく大量に並んでいて、本屋巡りも楽しかった。
(イシグロ・カズオの本はあまり新しいのがなかったのが気になったけれど・・・)

今回購入した本は、とても厳選した以下のみ。

1ーClimate Justice
国連人権高等弁務官をつとめたメアリーさんの本で、世界各国で気候変動の問題が女性の視点から実践的にどう取り上げられているか書いている。
買おうか迷ったんだけれど(彼女の書いた1キロくらいある分厚いハードカバーは半分くらい読んであきらめたことがあった)、ペーパーバックだったので買ってみると、超面白い。国連という組織から離れて、自由に物をかけるようになったんたなというかんじ。9月から気候変動の調査をまたやろうとモチベーションが高まったのである。


2ーEveryday Sexism

テート博物館の本屋で見つけて、エッセイ風だけれど統計もあって面白いなと。
イギリスって、日本よりもよほどひどい言葉のハラスメントが公共の場であるんだなと実感(性暴力についてはどこも同じ)。
かなり面白いので、同じような本がカンボジアを発信としてかけると面白いかな?




3ーWomen Talking
ボリビアで女性たちが性犯罪の被害にあった実話だそうで、これから読んでみようと。


4ーOur Rainbow Queen

母親へのおみやげで購入。
この写真集は、エリザベス女王が、レインボーカラーのカラフルな色のお洋服を着ているのが百科事典みたいになってて、面白いと思って買った。
オシャレだし。高見沢さんもこういう本だせばいいのに、いくら高くても絶対買うのに。

ロンドンにいるとみんなが来ている服の色はシックというかとても暗いけれど、パリはとにかく明るい服の人ばかりだった(それに露出度高過ぎ)。

↓お皿を二人でシェアして二人分のランチを食べていた若者・・・なんだかかわいいのである


私自身、旅行中の盗難を恐れてKANANAプロジェクトのバッグで移動していたし(これは日本人のおばちゃんすぎるバッグだと反省、使いやすいけれどもう使わない)、帽子以外は地味な服で盗難にあわないように気をつけていたので、あんまり人のことなんとも言えないけれど。

女王の写真集で面白いなと思ったのは、女王とメーガンとの写真は2枚あるのに、もう一人の義理の娘との写真は掲載されていないこと(名前なんだっけ?)。
ロンドン滞在中、ダイアナさんの2番目の息子と結婚したメーガンは3億円くらいかけて家の改装をしたとか、子供の洗礼儀式をメディアに見せなかったとかすさまじい非難を新聞でみていて、彼女はどうイギリスで受け入れられているのか関心があったのだ(わたしはスーツの頃から彼女は割と好きだった)。

女王は素敵だな。
わたしも歳をとったら、白髪で赤とか黄色とか、派手な服をきて歩けるような老人になりたいと思うのである。