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アトリエに遊びに行ってみる♪②

2011-06-14 | 美術館・博物館
まだまだ火曜日…お疲れ様です。
皆さんお元気ですか?

今夜は仕事帰りに、久しぶりに会えた友人たちと飲みに行ってきました。
みんな頑張ってて凄いなぁ~と元気をもらってきました。

私も元気に頑張らなくちゃ!!!


***



今回2階の展示では「生命の樹」についての企画でした。
あの大阪万博で圧倒的な存在感を示した「太陽の塔」の内部にある、岡本太郎の表現する生命の時間。



今回は生誕100年を記念して再現されることになり、
手がけたのはフィギュア制作の世界チャンピオン・海洋堂だそうです。
(一時期、おまけで有名になりましたよね)

規模は小さいけれど、小さいからこそ大変だったのでは?…それほど細かい作業を連想させるものでした。

見てて飽きないんです。
この「生命の樹」はくるくるゆっくり回ってるんですけど、じ~っと見てるとすぐに1周してしまって…永遠と見ていたくなりました。

やっぱり実物で見てみたかったなぁ。


1階におりてアトリエに入ると、右側に古いピアノが置いてありました。



今でも使われているような空気が流れている気がしたなぁ。
このしまってある絵は…いつか見ることができるのだろうか?

思っていたよりもずっと整然としていて、想像していたのとは少し違った…。
岡本太郎という人が少し見えた気がした。



つづく。



アトリエに遊びに行ってみる♪①

2011-06-13 | 美術館・博物館
こんにちは!
太郎さん!
遊びにきちゃいました。


表参道から数分のところにある「岡本太郎記念館」へ行ってきました。




ちょっと大きなお家って感じの入口は素敵なカフェが併設されてます。
入口の取っ手はこんな感じ♪




遊び心満載です。


扉を開けると「玄関?」…なんと靴を脱いでスリッパを履きます。



「こんにちは!」と係りの人が声を掛けてくれます。
入館料(600円)を払うと、
「写真はご自由に撮っていただいて結構ですよ」と、
なんとも嬉しいお言葉。



ロビーに置いてある落書き帳にはカラフルなイラストがたくさん描かれていました~みんな上手です。


建物内は1階にアトリエ、2階は企画展示と絵画があります。
その絵画のある部屋に太郎さんがこちらを凄い力のある目でじ~っと見つめてるんです。

私はこの手のひらの椅子に座って写真も撮ってもらいました。



6月26日まで「生命の樹」の縮小版展示をしています。

つづく。


世界報道写真展2010

2011-06-11 | 美術館・博物館
今日はお休みだというのに、生憎のお天気になりました。
皆様いかがお過ごしですか?


伊豆に越して10年目…昨年から半分は東京での生活になり、その利点を大いに生かすべく日々仕事に勉強に余暇に楽しもうと努力しています。
残念なのは伊豆滞在時には自由になる時間がほとんどなく、大好きな伊豆を楽しむことが少なくなってしまったこと。
まぁ、あとわずかでこの生活スタイルも変わることになると思うのですが…。

震災後の自分は「今を生きている」…それをありがたく日々感謝して過ごしています。
大切な人・物・思い出を失くすという現実を乗り越えていかなくてはならない時、人間は強いものだなとつくづく思います。

時が解決してくれる…寂しいけれど、これは人間に与えられた生きていくための救いなのかもしれません。

今日も無事に過ごせました。
また明日がやってきます。
…私は生きてる
…ありがたい
…生きていこう!

って思います。

生きていれば辛い事もあるかもしれませんが、良いこともたくさんあります。
そして、多くの楽しかった思い出や大切な家族や友人のことを思い、
元気をもらいながら生きていけるのです。

だから、元気でいて欲しい…それを願わずにはいられません。


***


毎年のように報道写真やマグナムフォトを見てきたのですが、伊豆に移住してからここ数年ご無沙汰でした。
昨年は久しぶりに東京都写真美術館に行ってきました。




河津川でも良く見かける「カワセミ」の写真。
昨年の世界報道写真展2010の「自然」の部で受賞されたヨエ・ペテルスブルガー(ハンガリー)さんの作品です。

獲物を獲る瞬間をとらえた迫力のある写真。
この瞬間は私の目には一生映ることの無いものだと思います。
自分では知ることの出来ないこと…それを教えてくれるのがこの報道写真展の良さだと思います。
作品には映像もありますが、実は写真のほうが好きです。


「世界報道写真展2010」は世界中からプロの写真家が10万点にも及ぶ作品をエントリーし、それぞれのカテゴリーで受賞した作品が展示されています。

衝撃的な物もかなり多いのですが、大切なのは、
今このときにも世界で起きている私の知らないニュースを写真を見ることによって知ることができるということ。

そして、ファインダーを覗くカメラマンの視点、それを作品で感じられるのもいいです。
何を表現したいのか?
何を伝えたいのか?

素直に写真を観て感じること、そして自分で考えることが大切なように思います。

今年も「世界報道写真展2011」がやってきました。
素晴らしい作品ばかりで、ぜひお時間のある方にはお勧めしたい写真展です。
私もさっそく行ってみようと思っています。







何度も行きたい美術館♪

2011-05-03 | 美術館・博物館
ゴールデンウィークも後半に突入しました。
曇り空ですが、気温は高めで過ごしやすいですね。

今年のGWの過ごし方…職場の友人は断捨離に勤しんでいる様子でずいぶんとすっきりして気分が良いと言ってました。
衣装ケース4つを1つにする事ができたそうで…やり方を聞いたところ、2年着ていない服はそのまま処分したそうです。
意外と着る服はいつも同じなのかもしれません。
実は買ってから一度も着ていない服も多いものです。


***


「あのミレーが見られるよ!」と友人が山梨県立美術館へ連れて行ってくれました。
「え!ミレーってあのミレー?」
「そうだよ。あのミレーさ」……まさかここまで素晴らしい展示を見られるなんて♪

この美術館の敷地は公園になっていて、芝生の緑まぶしい園内には多くの彫刻作品が点在しています。
ロダン、へンリー・ムア、ブールデル、ザッキン、マイヨールなどなど!
中でもザッキンには思い出が…ゴッホの足跡を辿って旅をしていた時、オーベル・シュル・オワーズの小さな公園で見たあの「野山を歩くファンゴッホ」がここにもあったのです!


日本でも多く見られるザッキンの作品だけど…もしまたパリへ行く事が出来たならば、前回行けなかった美術館へ行ってみたいなぁ。

2009年1月6日にミレー館が誕生、そしてこれまでの常設展示室が改修され、ミレーやバルビゾン派の作品を中心とした展示室となっています。
日本でこれだけ集められたミレーの作品群にかなり驚きました!
「種まく人」「落ち穂拾い、夏」「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」「眠れるお針子」などなど素晴らしい作品ばかり…思わず口から息が漏れるほど。
あのごっつい男性がこんなに可愛らしい繊細な絵画を描くなんて…そんな思いがふとよぎります。

時間があったら公園の芝生の上に寝転んでのんびり過ごしてみるのもお勧めです。
ぜひ甲府に行かれ際には立ち寄ってみてはいかがですか?


太郎からお言葉を頂いた!

2011-04-16 | 美術館・博物館
いやぁ~行きたかったんですよ。

岡本太郎展

!!!

チケット買うのに15分待ちでした…凄い人気かも。

荷物をロッカーに入れて、さっそく入ってみると…人!人!人!

これはゴッホやピカソに負けてない…というかそれ以上か?!


入ってすぐに、太郎の世界が爆発してる。

岡本太郎という人…私は絵や彫刻よりも言葉に感銘を受けたのが好きになった理由。
そして生き方そのものがやはり尊敬してしまうなぁ。

会場には多くの若者が来ていた。
たまに笑いが起きていたりする。

思わずニヤケてしまうような作品があったり、深く痛みを感じる作品もあったり…たくさんあったなぁ。

テーマがそれぞれある部屋を抜けていくと「太陽の塔」の縮尺版が出てきた。
本物は70メートルもあるからそりゃ現物を見に行くしかないんだけど…。



できれば、いつか中を見てみたい…数年前に抽選で公開されていたらしいけど残念ながら見られる機会は少ないみたい。

***

たくさんの作品を見て、最後に壁に書かれた太郎の言葉に見送られる。
そして、出口のところで一人一人が三角くじを引いて直接太郎から言葉を贈られるようになっているのにはちょっと感激したなぁ。


私に贈られた言葉は…



何でもいい。
見物人ではなく、
とにかく
自分でやってみよう。
動いてみよう。



「自分の中に毒を持て」…亡くなる3年前に太郎が残してくれた本。
私はこれを何度が読んでみたけど、その中でもいつも元気をもらって助けられている言葉の一つだった。


これからも自分で考えながら、そして何かを経験しながら、生きていこう!


やっぱりちゃんと見たいから…。

2011-01-12 | 美術館・博物館
国立新美術館(東京・六本木)で昨年開催していた
「没後120年 ゴッホ展-こうして私はゴッホになった-」を観てきました。
芸術の秋~それも日曜日というもあり、凄い人でした…。
各絵画(特にゴッホの作品の前)の前には3~5列もの厚みがあり、目の前で絵を鑑賞することはいくら時間があっても足りない状況…。
海外から来る人気のある画家の展覧会はいつも混雑しててちょっとウンザリすることも多いですね。
私が外に出たときには、なんと入口で入場制限までされていました。

ゴッホの部屋が実物大で再現されていたのはなかなか楽しい企画でした!

大好きなゴッホの絵はどこにいても気になりますが、
もう十数年前に一度アムステルダムのゴッホ美術館は行ってきたものの、今回の展覧会で消化不良気味になったので…いつか必ずクレラー=ミュラー美術館とあわせて行ってこようと思います。

今年は貸し出し期間が長いようなので、行っても絵はお留守…来年以降になりそうです。


日本ではこれから
九州国立博物館 2011年1月1日(土・祝)~2月13日(日)
名古屋市美術館 2011年2月22日(火)~4月10日(日)
に巡回するそう。


今年は大好きな岡本太郎さん生誕100年の年なので、ちょっと楽しみです。
さっそく、2011年3月8日(火)~ 5月8日(日)新国立美術館にて「生誕100年岡本太郎展」開催です!(前売り買おうっと!)

アムステルダムの思い出

2009-05-05 | 美術館・博物館
連休も終盤…雨になってしまいました。
今日から帰宅する人も多いので、道も混雑しているようです。
お気をつけてお帰りくださいね。


昨日のお客様にオランダから来日してすでに20年以上も日本に長期事滞在している方がいらっしゃってくださいました。
とても河津を気に入っていただけたようで、来店も2度目になります。
嬉しいですねぇ~。
定年になったら河津に住んでくださる予定なんです。
残念ながらお店が混雑していたので、ゆっくりおしゃべりも出来なかったんですけど…ぜひまたのご来店をお待ちしております♪

オランダには1度…それも1泊しかしたことがないのですが、とても素敵な思い出がたくさんあります。

以前のブログでアンネフランクの家を紹介しました。

今日は大好きな画家「ゴッホ美術館」を紹介します。

1973年開館のファン・ゴッホ美術館は、絵画、素描画、書簡などの世界最大のコレクションが展示されています。
さらにゴッホの友人だったロートレックやポール・ゴーギャンらの作品、またゴッホが尊敬していたミレーやレルミットの作品もあります。
そして日本人でさえこれほど一度に見る事が出来ないのでは…というゴッホと弟テオが収集した約500点の日本の版画が見所です。

もう何時間ここで過ごしただろう?
進んでは戻り、ぐるっと回って戻り…。
ゴッホの作品はもちろんですが、貴重な書簡や彼の集めた北斎などの版画。
そして何よりミレーの作品には感激しました。

また、ミュージアムショップも充実!
ここでも随分と時間をとってしまった。
本当だったら図書館などにも行ってみたかったのですが…さすがに時間が足りずに残念!

近くのコーヒーショップでランチをしたら、メニューがとても面白くて!
サンドウィッチにアーティストの名前がついてるんです。
もちろんファンゴッホをチョイス!
ターキーサンドでとても美味しかったなぁ。


建物は本館がオランダ人デザイナー、ヘリット・リートフェルト設計で、別館は日本人建築家、黒川紀章さんの作品です。
 


ゴッホ美術館(サイトには日本語もあります)

*ちなみに画像の作品はパリのオルセー美術館にあったものです。


MOCAと別館

2009-04-29 | 美術館・博物館
こんな天気の良い日は美術館のカフェでお茶っていうのもいいものです。

今日ご紹介するのは、LAの現代美術館MOCAについて。

2度ほどLAに行ったことがあるのですが、すでに10年は経ってしまったので街も開発され変化しているようです。
そして新しいスポットがどんどん出来ているようなので、また行ってみたくなりました。

当時は現代アートといえばMOCA。
日本の磯崎新が設計したもので建物もそれは見ごたえのあるものでした。



1940年代からの現代アートを集めた構成で、見てて楽しくなります。

特にリトルトーキョーにある別館(今は2箇所にあるらしいです)は面白かった!
最初は建物も良く分からなかったし、倉庫っぽい感じがなんともいえず、展示内容も奇抜なものが多かったのを記憶しています。

現代アートが苦手な人も多いと思いますが、私は「なんじゃこれ?」というところに面白さを感て楽しくて!楽しくて!

それから映像アートはなかなか見る事が無いので、ついつい椅子に座ってボーっとみてしまいますね。

今度LAに行ったら大変そう!
見たいところだらけです!

全米日系人博物館、ロサンゼルス郡立美術館と別館、ゲッティセンターなどなど。


ちょうどNHK教育テレビの「3ヶ月トピック英会話」はカリフォルニアなんですよ。
水曜日…あっ!今日ですね。
の、23:10からやっています。
サンディエゴまでドライブです。
なかなか海外には行けないので、こんな番組で楽しんじゃっています♪



早いところ「新インフルエンザ」が終息に向かってくれると良いのですが…。
現在ご旅行中の方、お気をつけて楽しんでくださいね~。


巨大な球体?!

2009-04-27 | 美術館・博物館
昨日の風は凄かったですね…まるで台風。
今は青い海がキラキラ輝いて美しいです。


ゴールデンウィークだというのに、世界中で豚インフルエンザの被害が拡大しています。
海外にお出かけの方は「こんなときに限って…」と言いたいところですね。
今のところ人から人へ感染はするけれど、タミフルなどの薬も効くことが判明しているので、WHOの対応も警戒レベルは上げていない様子…。
とうとうパンデミックが現実になる?なんてちょっとドキドキしていたけれど、ニュースを見る限りでは落ち着いているようでホッとしています。
しかしメキシコやアメリカは厳しそうですね。


せっかく海外へ行くのだから楽しまないと♪
昨日に引き続き、パリのお勧めスポットを紹介します!

19区の外側に位置するパリ最大の公園「ラ・ヴィレット」は、ミッテラン元大統領が計画したパリの再開発の一環で、かつて場だった広大な敷地を利用したものだそうです。

園内には庭園をはじめモニュメント、音楽博物館、科学産業博物館など見所満載!1日ではとても見切れないと思われます。

私はその中の科学産業博物館内にあるラ・ジェオードに行って見ました。
外から見るととっても不思議な銀の球体。
これが360度のシアターになってるんです。
私が見たのは「生命の不思議」というような内容だったと思いますが、めがねをかけて見る映像が3Dだったのもあり、最後はちょっぴり気分が悪くなってしまった。
それでも特異なその空間や映像にドキドキわくわくして、きっとお子さんと一緒だとかなり楽しめるのではないでしょうか?

残念だったのは科学産業博物館を見ずに帰ってきてしまった事。
今度パリに行くときにはじっくり時間をかけて見てこようっと!

ちょうど行った時に、この球体をお掃除している人がいて…とっても大変そうでした。
(まだデジカメが無かった時代…フィルムなので紹介できなくてごめんなさい)

園内は芝生もたくさんあってのんびりランチも出来ますよ!
こんなバケットサンドがあれば最高です♪
ちなみにこれはトン(ツナ)です。



そして私が一番お勧めしたいサンマルタン運河クルーズもここから乗る事が出来るのです!
これはまた次回ご紹介します。



医学史博物館

2009-04-26 | 美術館・博物館
今日は晴天!
ゴールデンウィークということもあり、今回はパリにある「Musee d'Histoire de la Medecine」を紹介します。


2005年6月6日の日記より…

さてそろそろ開館の時間だ。
目指すはなんとパリ第5大学内にある医学史博物館。ってだれも知らないよなぁ。
好き好んでパリまで来てこんな奇妙な博物館に行くなんて……
でもパリの大学の中を見学できるのは面白かった。
大学といっても医学部のためか、年齢も幅広い人が歩いていた。
廊下を歩いていると「ボンジュ~」って声をかけられる、
表示にそって歩き、階段を上るとポスターを発見!
ここかぁ~って周りを見ると壁には大きな油彩が沢山あった。
すべて医療に関係する絵ばかりだ。たとえば手術中のものや、診察中のものなど。


階段を上がるとただの木製のドアが1つ。えっここでいいのかい?っていう感じ。
こわごわ扉を開けると、誰~もいない広い部屋・・・・おっとマダムがいるじゃないですか。
隅っこのデスクに座って作業中のマダムがいました。
「ボンジュ~!いいですか?」
「ボンジュ~マダ~ン、はいどうぞ!」
「では、1枚チケットをください」
「カルトミュゼは持ってる?」
「いんや、もっておりません」
「あら残念、では3.5ユーロね」
てな具合で、見学者はもちろん私だけ。ちょっと怖い。
だってここはたぶん学生が勉強のために来るところっぽいし、それに全部フランス語だし。
展示物が展示物だし…。でも歩き出すと、マダムが
「ここが歴史が一番古いから、このケースから見始めると良いわよ!」とアドバイス。
「メルスィ~」
とにかく見始めました。



怖いです、こんな器具で手術されたら後が怖いなぁ。
ステンレスなんてものはないから、最初は骨っぽいものやら、青銅やら、石っぽいものやら…。
途中からは少し見慣れた器具たちが出てきました。
そして凄かったのが胆石を取るための器具たち。
キャットウォークがありそこにも展示物が沢山。
フランス語が分からなくて残念でした。
見終わるまで私一人、ゆっくり見たつもりでしたが、
「メルスィ~マダ~ン、オーヴォワァ」
すると扉が開き若き男女の学生らしき2人が入ってきました。



後に調べるとかなり凄い展示品があったようで…たとえば、

■アントマルキ博士の携帯用の用具入れ
 ハサミやピンセットなどが入ったケース、これはセントヘレナ島で息絶えたナポレオン一世の検死に使用されたもの。
■シャルル=フランソワ・フェリックスのメス
 1686年11月18日に外科医のフェリックスが、ルイ14世の痔ろうを治療したメスなんだとか。


かなりマニアックな博物館ではあるけれど、地元の学生に混じって見ることができる貴重な場所。
お時間のある方ぜひ行ってみてはいかが?

下田でアート!

2008-11-02 | 美術館・博物館
連休の中日ですが、なんとなく閑散としている気がします。
今朝は以前、東京から来てくださったお客様が再びご来店くださいました。
お休みが取れると河津に来て静養するんだそうで…ありがたいですね。


昨夜、友人と下田で作品展があるというので見に行ってきました。
蔵を利用したギャラリーで、入蔵料100円で見ることができます。
連休3日間だけなので、ご覧になる方はお早めにどうぞ!

イベントなど下田や松崎はとても活発ですよね。
羨ましい限りですが…色々と活動するのは大変な労力が必要ですよね。
頭が下がります…。

入ってすぐに色紙を渡されます。
その紙の裏に気に入ったアーティスト名を書き、なまこ壁風に紙を貼っていくんだそうです。
最終的にはどうなるんだろう?人気投票なのかな?
ちょっと分かりませんが…。


そうそうラッキーなことに、当日作品として展示されていたりんごのケーキをいただくことができました。
美味しかったです♪




「一発入魂!あなたの作品展」
◆日時:2008年11月1日(土)、2日(日)、3日(月)10:00~20:00
◆場所:櫛田家の蔵
◆入場料:100円
◆主催:南豆製氷応援団/企画協力:下田が好き!本舗
◆問い合わせ:南豆製氷応援団・事務局0558-22-3166(はなぶさ)

詳しくはこちらのHPでどうぞ!

芸術の秋♪

2008-10-26 | 美術館・博物館
桜の木も随分と葉が黄色くなり、散り始めています。
落ちた桜葉は日が経つにつれ、香ってくるのですがこれがまたいい感じなんですよ。
サクサク足で踏みながら「ふわぁ~」って香ってくる桜餅の匂い。
ちょっと不思議な感じです。


さて、そんな落ち葉を踏み始める時期になるとやはりアート!芸術!の秋を感じます。

普通に美術館や博物館に行くのも良いですが、欧米では簡易テントなどでアートフェスが開催されることも多いんですよね。
日本では骨董市や手作り市なんていうのが盛んですが、こちらも見てて楽しいですね(残念ながら土日が多いんですが)

私がお勧めするのは10月下旬に毎年開催されているパリのバスチーユ広場から川沿いに突如出現するテント村。

Grand marché d'art contemporain PLACE DE LA BASTILLE
■開催期間
 10月28日~11月2日、10:00~19:00
■電 話:0156539393
■メトロ:Bastille(バスティーユ)
■料 金:大人: 8ユーロ、15歳以下無料

当時25Fという料金でしたが、とても安く感じました。
500近いアーティストが参加するとあって、まぁ~賑やかです。
チケットを持っていれば出入りも自由だし、1日ぷらぷらしながら寄ってみるのもいいですね。
ず~っと作品見てると疲れちゃうし。
もちろんアーティスト本人も結構いて、テーブルにワインとチーズでおしゃべりしながら営業もしてるって感じ。
小さい作品なら何千円でも買うことができるし、本人目の前でサインしてもらえたり!
あの時もなにか思い出に買っておけばなぁ~。
かわいい作品たくさんあったんですよね。

もしこの時期パリに行く予定のある方!
そしてアート好きな方!
絶対お勧めです♪



そして相変わらず大人気のフェスティバル!
「サロンドショコラ 2008」も開催されますよ!

■開催期間
10月29日~11月2日、10:00~19:00
■開催地
パリ・エクスポ Paris Expo
Porte de Versailles – Halls 5/2 et 5/3
■Tel 01 40 72 51 62
■メトロ: ポルト・ド・ヴェルサイユ Porte de Versailles (12番線)
■www.salonduchocolat.fr
■料金 大人: 12ユーロ、12歳以下の子供: 6ユーロ、3歳以下無料

こちらは日本でも有名になりましたね。
フランス人のほぼ半数は1日に1回はチョコレートを食べているらしいです。
そして8割の人は週に1度は食べてるんですって!
好みはブラックチョコレートだそうで、これは私も同感です!
私の場合月に1回食べればいいほうかなぁ~。
体にはいいそうですけどね。


不思議な空間でした!

2008-08-28 | 美術館・博物館
久しぶりに池田20世紀美術館で「小野隆生展」を観てきました。


常設は何度見ても飽きることなく楽しめるのがいいですね。
いつ見てもジャン・コクトーはいいなぁ。

現在もイタリアに在住している小野隆生さんの企画展。
私は初めて観させていただいたのですが、何ともいえない不思議な感じがする作品ばかり。

20歳でイタリアに渡り、古典的名作の修復をしていたという経歴から想像することができないほど、独特なものがあります。



全体的には黒が多いのですが、人間の肌の色などは少し赤らんだ肌色で見ているだけで体温を感じるほど。



部分的に切り取られたものや、静物単体のものそれぞれを断片的に捉えた立体作品は広い部屋でも足りないほどの存在感。
こんな感じて展示されるのは現代美術の特徴ですかね?
なんだウキウキしてきます。


久しぶりにのんびり絵画鑑賞してきました♪
やはりいいものですね~。




美しい後姿に…

2008-08-12 | 美術館・博物館
雨…降ってきました。
本当に久しぶり♪
これでとうもろこしも育つかな?
今年は成りが良くないそうですよ。

それにして大雨だわ。


美しいその姿に見とれてしまう…ルーブル美術館にある「ミロのビーナス」

大理石でできたこの彫刻は島の農夫によって発見された。
その後、修理され最終的にはルーブルに収められることになる。

両腕のない美しいビーナスは本来どんな姿だったのだろう?

何気に割れた腹筋や背中の筋肉にたくましさを感じ、両腕が無い事でなぜかとても繊細な女性らしさを感じる。


正直彫刻はあまり興味が無かった。
よく分からないし。
でも、ロダンを見てから変わり、興味を持つようになった。

紀元前に作られたこの作品はいったいどんな人がどのような理由で作ったのだろうか?
モデルはいたのだろうか?
地中から見つかったときに、探しても見つからなかった両腕はいったいどこにいったのだろう?

この女性の顔には表情があまりない。

実際に目の前に立って想像していると、不思議といろいろなものが見えてくる…。


雨の日は…

2008-06-12 | 美術館・博物館
昨日は霧が凄かったですよ。
散歩に行くにも山の上は5メートル先がやっと見えるというほど。
それでも低温のミストサウナに入っているような感じで気持ち良かったです。

初めて肉眼で「変形菌」を見ることができました!
…残念ながら手ぶらで行ったので写真を撮ることは出来ませんでしたが。
なんとか梅雨が終わる前には撮影してみたいものです。


午前中上原近代美術館へ行きました。

今回の展示は「上原コレクション」で中でもピカソが16歳の時に描いたとされる「科学と博愛」(1897)という作品に釘付けでした。
お医者様のモデルが実はお父様だったりするエピソードがまた当時のピカソを想像させてくれました。
16歳でこんな凄い作品が描けるなんて…凄いなぁ~。

その隣にあった「貧しき食事」(1904)はパリのモンマルトルに現在でもあるアトリエ「洗濯船」にて制作されました。
多くの若きアーティストがこの洗濯船に身を寄せて、貧乏ながらも多くの作品を残しています。


その他にも多くの所蔵作品を見ることが出来ます。

雨降る日はぜひ美術館へ…。