みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

シリーズ・「ツールド関東?」2、千葉のサーキットで走りの楽しさを見出すこと

2008-10-19 23:52:24 | 
 引き続き、9月14日。

 くどいようだが先日行われた「ツール・ド・ちば」2日目のゴールおよび3日目スタート地点である国民宿舎・白子荘。

 オーシャンビューというか、とりあえず外房九十九里浜の真正面のこの宿で迎える朝は爽やかな海岸の風景。
 週末のサーファーさん達が朝もはよから波乗りをやる姿を尻目にうちらは早々にチェックアウト、また千葉県内某所にて友人と落ち合う(友人は実家が近いので白子荘には泊まらなかった)。

 そして向かった先は、房総半島の山の中にある南千葉サーキット


 もともと、千葉在住の車好きの友人から「千葉に安くカートに乗れる所がある」という情報は聞いていて、一度乗ってみたいと思っていた。
 で、千葉にドライブしに行くという話があり、どうせドライブするならもっと横Gのかかるのをやってみるのも良かろう…と提案したのが事の始まり。


 で実際に行ってみると、ここが見事に山ン中で、本当にこんな所にサーキットが??という雰囲気なんだが、奥に入ってみると確かにある。

 サーキットのすぐ手前に受付があり、何となく従業員はマターリした感じなのだが、色々と説明を聞きレンタルカートの順番を待つ。

 施設内を色々見ていると、何でも近隣の苦情対策で走行時間を短くしたりとか色々変更についての掲示を見かけた。
 こんな山の中のサーキットでもやはり近隣からの苦情はあるらしく(まあ何もないということはそれだけ遠くまで爆音が響くということか)、そういう掲示物を見るにつけ結構大変なんだなあと。
 だが、ここは普通敷居の高いサーキットというものに、ある程度気軽に足を運んでもらいたい、よりリーズナブルに車やバイクの走る楽しさを知って欲しいという思想の元にやっているようで、その姿勢には感服する所がある。


 さて、何故かヱヴァンゲリヲン新劇場版・序をカーナビで観ながら順番待ちしていた一行に、出番が到来。

 2,3年前にツインリンクもてぎのカートでトロトロ走って以来のカートに緊張しながら、借り物のヘルメットを被り、持参した自転車用のグローブをはめてイザ発進。

 カートにも乗り慣れた友人にブチ抜かれつつ、どれくらいのスピードまで出して良いのか…などと躊躇している内にアッサリ規定の5分終了。

 この初心者用のレンタルカート、初心者用といいつつそれなりに走れるマシンで、視点も低いため(何しろおしりから数cm下はもう地面)かなりの加速感と横Gを体感できる。つっても慣れてる人から見たら俺の走りは書く程横Gかかってないんだろうけど…

 結局大したラップが全然出せなかったため、もう一回トゥライ。
 次は友人の「最終コーナーはアクセル全開でイケる」というアドバイスを元に、しかし結局若干アクセルをゆるめてしまいつつ(--;まあ多少はラップタイムを縮められた程度にとどまった。やはり経験不足もあるんだろうが、どうしてもビビってしまうところがあるなあ…

 とはいえ、普段のドライブでは中々味わえないスピード感はクセになりそうであり、年内にもう一遍くらいは行って走りを磨きたいと思った。
 そして、目標は以前惨敗を喫したツインリンクもてぎのチャレンジカートの規定タイムクリアじゃい…


 …と、今回かなり自転車方面から遠ざかった「シリーズ・ツールド関東?」だが、次回は自転車に若干の歩み寄りを見せつつ?是非とも書いておきたかったオハナシ。


 そう、トライアスロンだ。