みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

尾道へのアクセスはフェリーが(以下略)~広島「輪空」旅行記その5

2008-09-21 22:53:00 | 自転車
 次の日、8月28日はちょっとだけ早起きし、早朝の鞆の浦を軽くポタリングした。

 まず、海沿いの道をちょっと走ったら、八代亜紀さんの歌った名曲「舟歌」の詩が刻まれた石碑を発見。アレって何となく日本海をイメージしていたのだがここが舞台だったのだろうか?

 そして、アスファルトと石畳の混在する街の中に入り、何となくこの街のことが分かってきた気がした。

 鞆の浦という場所は、崖と海に挟まれてそれ程面積は広くない。だが昔からの街だからか、その限られた場所に建物がひしめき合い独特な街並みが出来たようだ。

 そして、とにかく神社仏閣の密度がものすごい。道を往くとまず寺、もしくは神社にあたるという位だ。ただ「ポニョ」にはそういう所はほぼ反映されてなかったと記憶しているが。


 そんな濃縮された街にある、鞆シーサイドホテルにて健康的なメニューの朝食バイキングをガツガツと食いまくり、いよいよ鞆の浦を出発し、今度は広島市までの道のりをサイクリング。


 風情ある街の狭い道を抜け、昨日下った道を上り、同じく昨日ヒイヒイ言って上ったストレートの坂を下る。

 するとこれがまあエライ勢いで、車もいなかったのでこの日の最高速度30.4…の倍
くらいが出た(笑)。下ってみて初めて分かる激坂かな。


 さて、瀬戸内海には数あまたのフェリーがある。
 もっと数あまたの島々があり、そういう島の住人の足としてフェリーが欠かせないからなんだろう。

 ということで、決して楽をしたいからではなく、そんな瀬戸内の風情を楽しむため、鞆の浦から少し北上した常石という所から離れ島を巡り、尾道に向かう「フェリーびんご」に乗り込んだ。

 常石のフェリー乗り場は、しかしプレハブに至るまで一切建物などなく、フツウの埠頭に「フェリー乗り場」という看板があるだけ。遠目からは、そこからフェリーが出ているとは想像もつかない。
 しかし、これは地元民の足がわりということなんだろう、実際カブで乗り込んだりトラックで乗り込んだりしている人達は、日常生活の一部として利用しているように見えた。

 造船所のある常石を後にして、転々と島の船着場に停留した後、フェリーは尾道に到着。


 折角の尾道だったので、無料駐輪場に自転車を停め、駅前のラーメン屋でズルズルっと有名な尾道ラーメンをすすった。美味。

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