みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ゴールデンウィークに捧ぐ(血漿を)

2009-05-03 20:07:20 | 雑記
 比較的気軽にできるボランティア。

 献血はそう言えるんではないだろうか。

 だが小生その気軽なボランティアとやらが随分ご無沙汰であった。実に3年8ヶ月ぶりである。


 今年のGWは、泊りがけで出かけるのは止め、ただ普段の休日ではなかなかやらない、できない事をやろうという方針でいる。

 で、個人的に連休の初日であったメーデーに、比較的最近出来たらしい横浜駅東口 クロスポート献血ルームに物見遊山がてら!?献血しに行ってきた。


 そこはビルの7Fにあり、1Fは普通のオフィスビルっぽいのでちょっと分かりづらい印象は受けたが、いざエレベーターを降りると確かに献血ルームはアッタ。

 しかし、入り口は、例えば最近の医院がそうであるように、明るい雰囲気で初めての人でもそれほど気後れすることなく入れるようになっている。

 もちろんこの俺様が気後れなどするハズもなく。

 「すいません、結構久しぶりの献血で、しかも昔の献血手帳をサイフごと失くして、最近戻ってきたけどほぼ土に還りかけてたので還してあげました。つきましては再発行お願いします。」
 と…もう少し気後れしやがれとツッコミ頂きそうな感じで、でも受付の男性は快く履歴を調べてカードを再発行して下さった。


 献血には、大きく分けて全血献血と成分献血の2種類ある。

 全血はまあ大抵の方が想像するだろう、200mlないし400mlをそのまま取り出すやり方。
 成分献血というのは、詳しくは赤十字の記事あたりを参考にして頂きたいが…
 血液は良く知られる赤血球、白血球の他に、黄色く成分の大半を占める血漿、出血を止める役割のある血小板などが混ざり合ってできている。
 そのうち成分献血では、血漿だけ、または血小板だけを比較的多めに取り出し、他の成分は体に返すというやり方で、大量に必要とされるそれらを効率的に献血したろうというもの。

 個人的には、全血より時間はかかるものの、体の負担が比較的少ない成分献血をお勧めしたい。


 時間がかかるとは言え、最近の献血ルームはベッド毎に液晶テレビが備え付けてあったりするのでそう退屈はしないと思う。

 で、話を戻し。

 問診、血液検査を経た後、ドリンクを頂きつつベッドに横たわる。
 ちゃんと消毒をした後普通のお注射よりは太目の針を刺し、献血開始。

 今回の場合はそこから終わりまで正味45分位で、その間俺は液晶テレビで普段まず見ることの無い平日AMのテレビをつらつら眺め、まあそれ程退屈もせずに過ごすことができた。

 やがて、俺の右の機械にぶら下がった透明な袋に黄色い液体、血漿が満タンに入り、終了となった。


 よっしゃあそれでは献血後のコーヒーを頂くか…などと余裕こいて歩き出したんだが、アレ?

 うっ…何となく意識が薄いというかフラッとするなあ

 カード受け取りの際「大丈夫ですか?」と聞かれたので素直に「フラフラします」と答えたらベッドで休憩を余儀なくされた。

 こういう事態は、むかーし若かりし頃に400ml全血をやった時に一度なったことがあるが、まさか成分でなるとは思わなんだ。

 しかし、ベッドで暫く休憩の間、必要ある人にしか配られないソイジョイがもらえるなど、手厚く気を遣って頂いたのには恐縮した


 回復後、「ではお気をつけてお帰り下さい」という感じで、再発行してもらった献血カードと記念品としてお米を頂き、俺は秋葉原に帰っていったとさ…イヤ明日も行くんだけど先にハードディスクを買いたかったんでね…


 最後になるが、今回俺の場合は久しぶりということで緊張していたというのもあったんだろうが、成分献血は本来それ程体には負担がかからない(ハズ)ので時間と心意気のある方は一遍行ってみては如何かと。

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