みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

伊勢の旅

2007-08-31 00:19:05 | 雑記
 こないだの日曜は、次の日から俺が休みを取っていた(RS君は諸事情によりもともと休み)こともあり、そのまま帰るのもなんだしということで伊勢に向かった。

 国道23号線をスンナリと走り2時間程で伊勢市へ。そこで前もって予約していた宿、ビジネスホテル「ダンケ」に到着。やたら古びてはいるが一人当たり一泊3500円+駐車場500円という値段を考えれば十分及第点。
 近所の和食さとでビール片手に味噌カツを食らい、二日間ほとんど寝ずにいた俺はもうそれはそれはグッスリ…と思ったらそうでもなかったな。2時間位起きた夜中にフト目が覚めた。

 またこの手の話で恐縮なんだが、自分の憧れている人は自転車およびロードレースを愛する人で、尚且つロードレーサーの人たちに特別な感情を抱いている(多分)。その気持ちは男の俺にも分からなくは無い。何しろ本当に彼らは超人で、大抵は人柄も良い人ばかりだからね。
 な訳で、憧れの人の視界にたどり着こうとこう走ってはいるつもりだが、目の前に聳え立つ壁の高さに呆然としつつ、一体自分にその壁が越えられるのか、越えたところでその人は果たして振り向いてくれるのか…?
 何となく自分がドンキホーテのような気がしてきて、それにちなんだ訳ではないが?夜明け近くまで何となく寝付けなくて多少眠いながらも朝を迎えた。


 宿から歩いて行けたので伊勢神宮の外宮に赴いた。この「外宮」は「げくう」と読み、もちろん内宮(ないくう)もあるのだが実は結構離れている。
 自転車は俺の一台だけだったし、レンタサイクルもあったがとりあえずは外宮へ。
 ここの建物は一般的な神社と違い、塗装をせず無垢のままで建てられている。そのためか何だか平安、或いはそれ以前の時代(邪馬台国?)がそのまま息づいているような不思議な場所である。境内の木々も相当な樹齢なんだろう、ご立派な大木ばかりだ。

 外宮を後にし、内宮も行きたかったが遠回りになるので車で伊勢を後にし、次に二見浦という場所に。

 ここには二見興玉神社という、何故かカエル様がしこたままつられている神社である。
 磯に張り付いたような立地のこの境内では、ずっと厳かな雅楽がスピーカーで流れていたり、カエルの口に手を突っ込んで引くおみくじがあったりと中々クセの強い神社という印象であった。

 この神社の一番の見所は、境内から見られる夫婦岩という縄で結ばれた二つの岩。絵になる姿だが普通に男二人で来ている時点でご利益あるのかないのか分からない状態ではあったな…

 その後さらに南下し鳥羽市へ到着。ここで帰路ショートカットの切り札、伊勢湾フェリーに乗り込み一気に愛知県へ。だがみんな知ってるらしく船内は随分込んでいたな。

 途中船長からアナウンスが。何事かと思いきや「この船の左手にイルカの大群が泳いでおります…」その瞬間船内の客がどっと左に押し寄せた(笑)。RS君曰く「イルカも凄いけどあの客達のリアクションが凄かった…ビデオに撮りたい位。」


 程なくして愛知県は渥美半島は伊良湖に到着。この土地はリゾート地らしく、がら空きのビーチを目にしここは穴場かも…と思ったね。浜松からもそう遠くは無い。

 その後は、一般道から高速を乗り継ぎ、夜に一旦実家に帰った後RS君を某県に送って次の日の早朝に全旅程終了。全走行距離は1100kmを軽く超えた。自動車は中々走りゴタエがあったデ。自転車の方はアカンかったけど…(´・ω・`)

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2 コメント

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レースよりその後が楽しそう (ジンロ)
2007-08-31 01:33:26
ときおりでる君の恋話、前途多難な感が文章からひしひしと…ガンバL(・o・)」
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いい所を見せようとして墓穴を掘るパターン。 (水野劍)
2007-08-31 22:16:33
 まあ、例え今は辛くても将来幸せをつかんだ時、「ああこういう時もあったなあ」って笑える時が来るんじゃないかなと。そのために、とりあえず他の方々には先行して笑って頂くためにちょろっと書いてみるといった所。
 もちろんこのまま一生どん底を這いつくばる可能性も全くゼロではないがぁ…どっちにせよまずは頑張ります。
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