Oh my cat!!!(つっても俺の猫ではないが)

　最近、週一のペースで平日夜、仕事が早く終わった夜はロードで走りこみをやっている。

　こないだ記事にしたが、アパートから少し離れたところに丁度よい、１周1km程度の工業団地内の一つも信号のないループ状の道路をサーキットに見立て、ノンストップで4～50分ほどタダひたすら走る、走る。

　まあ道路はひたすら平坦なので、ヒルクライムの練習にはならないのだが…それでも走らないよりは遥かにマシと決め込み、こないだの水曜もそうしていい汗をかいてきた。


　さて、俺はアパートの2階に住んでおり、MTBは外の自転車置き場に毎晩置いているがロードは色々な理由からそこではなく、玄関の中にしまっている。

　この夜もクリート靴でカツカツいわせつつシャウラを担いで階段を上り、上りきった２階の外廊下というのか？に珍しく野良猫がいるのを見ながら自宅の玄関前に到着。

　玄関の扉を開け、シャウラをひっくりかえして(そうしないと置いたとき安定しないからね)からよっこいしょと持ち…いや、持とうと思った刹那、俺の背後、自宅の中方向から幽かな物音が…

　ん！？？

　一瞬状況が掴めぬまま中に目を向けると、そこには


家の中に入っていく猫の姿が…


　


　「な、何やってるんだお前は！！！」思わず本当にそう声にし、慌てふためき俺も家の中に飛び込んだ。

　ワンルームである狭いながらも楽しい我が家の居間の灯りを恐る恐る付け、中を見回す。
　すると、パソコンデスクの下段、コンポの脇のCDが置いてあるあたりに例の野良猫が…

　ら、らめえええええええ

　とは流石に声にしなかったが、そう言いたい俺の心境を察してか、猫が窓から脱出を試みる！
　がそこは網戸が閉まっていた…(シャウラで走りこみに行く前に網戸にしといた)

　慌てふためいた猫は踵をかえし、今度は玄関へ走り出す！

　よし、そのまま出て行くがよい！


　…しかし　げんかんは　しまっていた

　ああ、そりゃそうだな。

　俺と猫の双方がそれぞれテンパりきった状況下、猫は玄関近くの洗濯機に飛び上がったり、風呂場に飛び込んだりともうやりたい砲台。

　で、猫が風呂場に入った隙に俺は玄関を開け、いつもシャウラをしまう時のように古いタイヤチューブでノブと外廊下の手すりを結び、開けっ放しの状態にし満を持して風呂場のドアを開ける。


　「もう頼むから出て行ってくれ…」


　急にテンション低くなった(笑)俺を尻目に猫は風呂場を脱出、そして…

　…ねこは　せんたくきのうえに　のぼった！

　だからそっちじゃねえって！！！


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　そんなすったもんだの末、ようやっと猫は出て行ってくれた。
　ま、まあたまにはこういうハプニングもありかな、ブログのネタにもなるし…と若干よこしまな？気持ちで我が家を見直すと…

　洗濯機の周りの壁紙が猫の爪でボロボロになってた…


　うっ…ただ一つ一つの破れは小さいので、何とかごまかしはできるかも知れんが、これはとんだ災難であった。


　しかしあの猫はどういう動機でもって俺の家に入りやがったんだろうなあ…これから自転車を入れるときは周りを良く確認するだな(笑)