みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

現場系気取り

2004-11-03 19:40:08 | 雑記
 また仕事関連の話を少々。

 先週の何日かと、昨日は現場での作業だった。

 測量作業の手伝いという事で、マンホールの位置や道路境界や建物の位置などを調べるため、ピンポールプリズムという物を持って現地をウロチョロしてた。

 測量といえば、大体道路で三脚を立てて黄色い機械を覗き込む作業服姿を思い浮かべると思う。だがその機械の値段がどれくらいするかについてはあまり考えた事は無いんじゃなかろうか。

 俺も正確な相場については知らなかったので、今回ブログのネタにするついでにネットで色々調べてみた訳だが。

 上記のピンポールプリズムだって手のひらに収まるような小物でありながらそこそこのPCが買えそうな値段だったりするのだが、三脚に設置して使う前述のアレ。

 俗にトータルステーションというのが、目に見えない光を前述のプリズムに反射させ、距離を測る事ができる物。その他角度もン秒単位の正確さで測る事ができる。

 何十万とかするの?なんて思った人は結構多いと思うが。



 例えば某会社の最高級品なんかはコレ。(<PDFです)一番最後のページにひっそり載っている価格表で度肝を抜かれて欲しい。


 まあこれ程では無いにしても、一般的なトータルステーションの相場は、新品ならほぼ100万は下らないと思ってもらえれば間違いないだろう。

 測量機器ってのは超がつくほど精密だし、定期的に検定も行わなければならないような物だからなんだろうね・・・なもんで、機械を箱に入れて運ぶ際は座席の上。三脚などと一緒に後ろの荷台などには絶対に積まない。下手な車よりよっぽど高いので無理はないね。
 大体、最初に話したプリズムでさえ、普通の人の何日分かの給料に匹敵する値段だし。現場にほったらかしにして、近所のガキが迂闊に拾って行こうものなら形相を変えてすっ飛んでいく事だろうね。