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現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

イタロ・カルヴィーノ「いい空気」マルコヴァルドさんの四季所収

2018-06-28 17:02:28 | 作品論
 病気がちの子どもたちに「いい空気」を吸わせるために、マルコヴァルドさんは休みの日に郊外へ出かけます。
 いつもごみごみしたところに住んでいるために初めは戸惑っていた子どもたちも、郊外の広々とした場所に夢中になります。
 ところが、そこは結核療養所の敷地内でした。
 「いい空気」は、子どもたちだけでなく、そうした患者たちにももちろん必要なものです。
 空気の悪いごみごみとしたところでしか暮らせないマルコヴァルドさん一家、そうした場所に戻りたくてもできない隔離された患者たち。
 この作品でも、ユーモアの中にペーソスが漂っています。

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