と言うことで、パンダの手の骨格標本から。
パンダの指は7本(っぽい)と言うのはよく知られていると言うことであったのだが、私は知らなかった。
そして、「7本(っぽい)」と明確に7本であると書いていないのには理由があって、どうもこれは「基本的にパンダの指は他の脊椎動物での哺乳類と同じく5本が正解であるが、手首のフシが発達したために、その発達した2つのフシが二本の指に見え、それで7本と数えられる」と言うことになるためである。
ちなみに馬は構造上中指だけで立っている形であって、他の指は進化と共に消滅した。
牛は中指と薬指の2本である。
コウモリは手のひらが羽になっている構造である。
パンダに立ち返ってみると、指が減っていく動物もあるんだから、パンダは指が増えていると考えてもいいのではないかなとも思う。