とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

コロンブスの大航海時代倫理観

2014-08-12 21:18:35 | 哲学・社会
コロンブスの大航海時代であるが、アメリカへ到達した時の彼らの悪行は世に知れ渡って久しい。
彼らは単に新大陸を発見したり、あるいは異文化交流を果たそうとしていたわけではない。
その実態は富と名声、その下地には、対象地の制服と植民地化、すなわち原住民を人とも思わぬ形で接することにあった。ここに白色人種の怖さがあるが、それは原子爆弾の投下、他、東京などへの大空襲という民間人殺傷、更にはWW2の敗戦国であるから、インフルエンザ生ワクチンの実験地に日本を選定したという形で残虐性が見える形で残った。彼らに心をゆるしてはならない。
この他、アメリカ先住民に対する強制移住(チェロキー・ネイションの「涙の道」。移動時には約15000名がいたが、その内、途上で4000名が死亡するという大惨事となった)という歴史的経緯がわずか176年前であることや、あるいは黒人奴隷に対する残酷な法律(逃亡奴隷法)がわずか164年前、その後国務長官となるジャマイカン・アメリカンのコリン・パウエル氏が妻のアルマ・パウエルと結婚時に旅行をし(1962年)、米国南部には男性用と女性用と黒人用のトイレしかなく非常に困ったのが僅か52年前。黒人と白人のハーフであるバラク・オバマ氏が大統領になったのが、僅か5年前(2009年)となると、アメリカでの人種的倫理観の社会的醸成なるものはアメリカは途上国から急激なスピードで先進国化してきた経緯が見える(それでもオバマ大統領就任時には暗殺を心配する声はやはり絶えなかったが)。

さて、コロンブスに話しを戻そう。
その彼らが1492年10月12日にサンサルバドル島を「発見」、上陸。そしてキューバ島を発見し、更に黄金の国ジパングを探そうとしていたというのだから、もし彼らが本当に日本へ辿り着いていたら、その当時はどのようになっていただろうか。

まず彼らは白人以外のことなどなんとも思っていない。ので、日本を搾取するか虐待、虐殺するのにも何の躊躇も無かったと思われる。
織田信長が生まれるのが42年後の1534年であるから戦闘的サムライは余裕で存在している。日本に鉄砲伝来したのが更にその9年後の1543年であるから、防げるか防げないかの線だったのではないか。

無論、日本人にしてみれば、鉄砲を伝来せしめたこのポルトガル人は日本を「発見」したのではなく、たまたま「漂着」したのである。

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