今回引用部分相当長いです。
私個人としては、判定的に真っ黒であったとは思っているのですが、しかし謝罪会見の日本語文章はかなり良く練られているな、という印象を受けました。
殆どクロに近いグレーですが、ポイントは「今回改めて確認したところ政治活動に利用したことまでが確認できませんでした。」という箇所。
例えば本件の形状はもともと私的流用であったが、これを隠したい場合に、「元々政治活動で使用していたんだけれども、それが確定できるような証拠が無かったよ」と、起点となる使用目的が政治であるという名目を崩していない文章になっているんですね。上手い。
でもいい訳だけ上手くなっちゃってどうするの、と。
あとは私はちょっと文春にも疑惑を持っている。
国会議員時代の不正であるならば、それはひょっとして文春は議員時代にももう掴んでいたのでは?
ということは、それは都知事選前にも掴んでいたということで、それは都知事選前に追求できたのではないのか、という疑問です。
猪瀬さんの時は知事当選後の話ですが、舛添さんの場合は知事当選前の話ですよね?
つまり、今になってこのネタをぶっこんで来るというのは、何かある種のタイミングを狙ったのではないかとしか思えない。
何か裏で隠したいニュースがあるが、この舛添追求を煙幕、弾幕として、別の何かを隠しているような気がしてなりません。
以下引用のみ。
<
舛添要一氏「説明責任は果たした」 週刊文春報道で謝罪【会見詳報】
投稿日: 2016年05月13日 20時27分 JST 更新: 2016年05月14日 10時05分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/13/masuzoe-youichi-kaiken_n_9948542.html
東京都の舛添要一知事が、知事就任前に政治資金を使って千葉県内のホテルに宿泊したが、実際には家族旅行だった疑いがあると週刊文春が報道した件について、舛添知事は5月13日の定例会見で経緯を説明した。会見の詳細な内容は以下の通り。
■冒頭発言
定例記者会見ではございますけれども、先日発売の週刊誌の掲載記事につきまして、マスコミ各社からお問い合わせがありますのでこの件から始めたいと思います。
事務所におきまして事実関係を確認いたしましたので、以下の通り説明したいと思います。
まず冒頭、今回報道されている事実関係につきましては、これからご説明を申し上げますけども、その前に今回このようなご懸念をいただいていることにつきましては、誠に不徳の致すところ、恐縮しているところでございます。ご心配いただいている皆様方には心からお詫びを申し上げます。
そしてこの機会に、都民をはじめ皆様からいろいろなご意見をいただいていることに対しましても真摯に受け止め、今後の政治活動や都政の運営をするのにあたりまして、しっかりと心がけてまいりたいと思います。
そこで、調査内容でございます。順次お話をいたします。
まずホテルの会議費用について、ご説明を申し上げます。グローバルネットワーク研究会(舛添氏の政治団体。以下、研究会)は2014年に解散しています。この2013年1月3日、支出額は23万7755円。及び2014年1月2日、この支出額は13万3345円。各支出につきましては、いずれも同ホテル内の宿泊していた部屋において、事務所関係者らと会議をしております。
2013年につきましては、直前の総選挙の結果の総括、および平成25年7月に予定されていた参院選への対応について。翌年の2014年については、直後に出馬表明をすることになりました東京都知事選への対応につきまして、それぞれ会議を行っております。
ただ会議に使用していたとはいえ、家族と宿泊していた部屋を利用していたことからご懸念を招いたことにつきましては反省をしております。今後同様な状況があるとしたら、誤解を招かぬように別途会議に使用する部屋を借りるなどしたいと思います。以上のような観点から、この2件の会議費につきましては、収支報告書の訂正削除をした上で返金することとしました。
次に飲食代についてのご説明を申し上げます。まずイタリア料理店については、2013年に研究会で3件、2014年に泰山会(舛添氏の政治団体)で1件のイタリア料理店の飲食代について記事で指摘されております。本件記事では、世田谷区にある自宅近くの飲食店での飲食代であることから、家族とのプライベートな会食の支出ではないかとご指摘であります。
たしかに、自宅の近くでもあり、私の家族も利用していることは事実でございます。他方で、政治団体の事務所近くでもありました。従いましてこのイタリア料理店が打ち合わせなどに便利だということから、事務所関係者などとの会合でも使用しているところでございます。報道されている研究会の2件、および泰山会の1件につきましては事務所関係者との会合で利用しています。ただ、2013年6月1日の支出につきましては、今回改めて確認したところ政治活動に利用したことまでが確認できませんでした。そこで、6月1日の支出につきましては、収支報告書の訂正削除をした上で、返金することといたしました。
続きまして回転寿司店について。報道されている回転寿司店は、確かに私が役員をしております会社の湯河原の施設の近所にある店ですので、そこを訪れた際に私が私的に利用したり、また家族で利用したことはあります。
他方で施設に来た事務所関係者などと同店を利用して打ち合わせなどをしていることも事実であります。事務所で今回確認したところ、研究会の2012年1件、および2014年3月の利用につきましては、事務所関係者との打ち合わせや会合に関わる支出でございまして、収支報告書に計上したことは法律上問題がないと考えております。
ただ、2013年4月の支出につきまして改めて確認しましたところ、政治活動に利用したことまでが確認できませんでしたので、収支報告書の訂正削除をした上で、返金することといたしました。
続きまして、天ぷら屋さんについて。研究会の2013年の2件および2014年の1件については、私の個人の飲食代が誤って計上されていることを確認いたしました。この3件、5万2550円につきましては、収支報告書の訂正削除をした上で返金することといたしました。
以上、私的に利用した飲食代が誤って含まれていたことが、今回の事務所調査で判明いたしました。当時の経理担当者によれば、いずれの飲食店も私や事務所関係者が政治活動で利用している飲食店であったことから、私の個人の飲食であるとは思わず誤って計上したようでございます。
2013年に千葉県内のアウトレットにおいて購入した事務所用品についてのご指摘ですが、たしかにアウトレットで小さな事務用品をいれるのに便利なポーチを購入しておりました。ポーチは日常の政治活動の際に携行しているカバンの中に入れて使用しておりました。収支報告書に計上することに法律上の問題はないものと考えております。
世界堂(文具・画材店)での支出について、ご指摘がございます。私は海外との仕事が多く、国会議員の時代も、知事になってからも、議員外交、都市外交を積極的に進めてまいりました。そこで海外の方と交流を行う際に、書や浮世絵などの版画などをツールとして活用しております。
世界堂における支出は、そのような書や版画、リトグラフなどの額装に関わる費用が大半です。書や版画などは金額的にはわずかなものばかりですが、額装することで非常に見栄えが良くなるものでございます。
また私は、書をたしなみますので、よく海外の方から「揮毫をしてくれ」と頼まれます。これを額装して、政治団体の費用として計上しており、法律上問題のないものと考えております。
なお本件記事の中では、私が「美術品に興味があると」の過去の記事を紹介しておりますが、美術が私の趣味なのは事実であります。しかし、以上のような国際交流で使うものと自分のコレクションとは明確に分けてございます。したがって一部雑誌で言われているように、政治資金で財テクをしている事実はございません。
書籍代の話もございました。2014年に泰山会で合計10万3680円を、私の自著の購入費として支出しているとの指摘がありましたが、これはその通りであります。この本は、私の都政に関する基本的な考えを記したものでありまして、これは都外の方などに都政を理解していただくための資料として配布することを予定して購入したものでございます。法律上何ら問題はないと考えております。
以上、今般週刊誌におきまして報道されました事実関係について、ご説明を申し上げました。今回の報道を受けまして、事務所において収支報告書を確認させたところ、いくつか私的な支出が誤って計上されていたことが判明しましたことにつきましては、心よりお詫びを申し上げます。
今回、会計責任者などのチェックが十分でなかったことから、いくつか訂正をすることになりましたことにつきましても、心からお詫びを申し上げます。収支報告書の訂正すべき点は「早急に訂正すべし」と事務所に指示したところでございます。長年の秘書経験を持っている真面目な会計責任者に収支報告書を全て任せておりました。今までは収支報告書の詳細については、十分な把握をしておりませんでした。
しかし今回報道されました事実関係の確認作業を通じまして不適切な点がいくつかあったことを踏まえまして、今後は政治資金に精通した専門家にチェックをお願いしたいと思っております。その専門家は、事務所とは関係のない第三者の方を考えおります。今後このようなことがないよう、以上の考えを事務所に伝えまして、適切な措置の検討を指示したところでございます。
最後に、冒頭にも申し上げましたように、今回の報道によりまして、都民にみなさんにご迷惑ご心配をおかけし、また大変不愉快な思いをさせましたことにつきまして、重ねて心からお詫びを申しあげます。私の不徳の致すところでありまして、深く反省いたしまして、二度とこのようなことがないようにいたします。また、ホテルや飲食店を始め、多くのお店の方々に多大なご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございません。
これからは、「東京を世界一の都市にするんだ」と。そして「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を史上最高の大会にするんだ」という大きな目標に向かって、全力を挙げて努力して、都民のみなさまの信頼を回復していきたいと考えております。私のご説明は以上でございます。
■質疑応答
――政治家としての責任をどう考えるか、有権者から理解は得られたと思うか。
しっかりと精査できたと思う。こういう疑念をもたれることは政治家として恥ずかしい。これからは今まで以上に働く。
――なぜ収支報告書のミスが起こったのか。私的な会食を政治活動として記載したのは会計責任者のミスなのか。会計責任者は出席したのか。
私はどんな買い物をしても領収書をもらう。(政治資金と個人の)箱が2つあると思ってください。政治資金で、仕事に使う文具とかファイルはそこからお金がでます。個人のお金も、20万とか30万をプールしてある。会計を担っている人は、両方の領収書を処理する。
基本的には買い物しますと、レジから(領収書が)出てきて、〇〇様と(宛名が)書いていない。会計責任者が政治資金のものは、政治団体のハンコを押す。私のはしない。例えば30万預けていたものが、3万ぐらいになると「先生足りないので、また30万出してください」というやりかたをしていた。
毎日、領収書の仕分けをやればいいんですが、1週間に一度、下手すると2週間に一度になる。そういうときに勘違いがあって、数件出てきた。人間ですから「100%ミスがない」ということはない。会計責任者を責める気はない。私は事務所の代表として、しっかりと私自身もここ2、3日一生懸命見て、私自身も事務所からヒアリングを受けて記憶をたどって今回の報告を出した。そのことを含めて、システム的に今のようなやり方がこういうことを招いたのであれば、少し変えないといけない。今回のことで改善したいと思っています。
――知事のミスではなく、会計責任者のミスということか。
その方も退職されて、大変お歳を召されている。「あの時おまえが悪かった」と責めるつもりは全くない。なぜミスしたのかはわからない。本人がうっかりしていたこともあるかもしれない。政治資金の箱と、自分の箱とやりとりするものだから、できるだけミスが起こらないような制度に変えたいと思います。
――自身の監督責任、選任責任はどう考えるか。
会計責任者は長年の経験があって素晴らしい人だった。政治家が政治資金報告書での一番の懸念は「来年このお金で(政党運営が)回っていくんだろうか」と党の代表として見ていくので、どこまで監督できるかということになる。代表として会計責任者の方が悪かったなんてことは言いたくない。これからはシステムを作り直していきたい。
――自宅近くの飲食店を取材したが、「知事に白紙の領収書を渡した」という証言があった。
「白紙」というのは、何も書いていないのではない。レジから出てきた領収書をもらうが、宛名は書かれていない。お店によるが、そのまま宛名を書いてない領収書をもらった。金額が書いていないということは、絶対にありません。機械ですから。宛名に◯◯様とか書かないということです。お店の名誉のために申しあげますが、金額を書いてないことは一度もない。宛名には上も書きません。そこには、研究会の名前を書いたりするわけです。
家族と食事したりする時は、何も書かないで使うわけ。なんのために領収書を使うかと、お金預けてありますから、どれだけお金が減ってるかをチェックするために会計責任者が把握するためにやっている。
――政治活動費として計上したホテルの宿泊費について。知事の認識では、これはプライベートだったのか、仕事だったとか。
平成26年(2014年)1月2日、その数日後に都知事選挙に手を挙げました。「いつまでに手を挙げないと間に合わない」「のんびりしていたら立候補期限切れます」「支持してくださる政党がどこだ」「どういう公約で立候補するのか」というのを考えなくてはいけなかった。
ものすごい緊急かつ重要な案件であるわけで、この日ぐらいしか会議をやる日がなかった。ただ、せっかくの正月の休みで子供たちと約束をしておりましたので、そこはちゃんとしながら、政治的に機微な話だったので会議室を取ってやる話ではなかった。大きな部屋だったので、1時間だったか2時間だったか会議をした。
その1年前はまた正月だが、直前に総選挙があった。新党改革は大惨敗だったので敗戦処理をしなければならなかった。数カ月後には私の参院選が迫っていた。参院選に出るのか出ないのか。そこで、こういう形で使った。ただ、誤解を招いたので、返金することにした。領収証自体は政治活動であるという認識だ。
――このまま知事を続けるのか。
全力を挙げて、都民のために働きます。
――領収証は私的なものも政治活動のものも含め、ポンと会計責任者に渡していたのか。
個人の支出についても領収書を渡していたのは事実だ。こういうことは二度と起こらないよう改めたい。
――政治家として、ほかに疑惑を持たれることはないか。
今回は週刊誌の記事の件について精査した。今のところはきちんと処理はしてあると思うが、今日は週刊誌で報道された件について、この時間に頑張って答えられるようにした。
――ホームセンターで物を購入したことについては調べないのか。
ホームセンターとかでいろんなものを買う。あそこは文房具など良い物があるので買う。完全に私的なものは私的としている。処理をキチンとしている。今回数件見つかりましたが。
――家族と食事をしたものなど明らかに私的なものが混同されている。なぜ、事前に領収証の宛名を書いてもらわなかったのか。
私自ら払うこともあるし、女房が払うときもある。秘書がついている時もある。店にもよるが、ほとんど店の人には何も書いてもらわずにもらう。宛名を書かないでもらった領収書が、混同の原因になると予想したことはありません。
――あまりにもプライベートを重視しているのではないか。
1日、2日遅くなったら都知事に立候補できない。マスコミにも追われていた。時間ではなく、都知事選に立候補するかしないかを決める、極めて大きな決断だった。今こうやって知事になっているので。ただ、家族と一緒のところでやったというのは誤解を招いたので返上したい。
――家族で宿泊したホテルでの会議には、どういう人が何人きたのか。
政治的に機微に関わるし、相手方のプライバシーもあることだからお答えを差し控えさせていただきたい。人数も控えたい。
――どんな部屋に泊まったのか。
結構大きな部屋。2つか3つ部屋があった。数人いて、議論することができる広さはありました。
――宿泊費は家族4人分になっている。そこに(来た人の費用も)含まれるのか。
私の認識では、極めて重要な政治的機微のある政治活動ということです。そこの中に含まれるということです。
――政治活動の極めて重要な機微の会議が、なぜホテルでおこなわれたのか。
この日しかありませんでした。それに尽きます。
――家族の宿泊費用が会議費に含まれている。そこは除くべきではないか。チェックするときにおかしいと思わなかったのか。
重要な政治活動と思っていたが、そこは十分反省している。疑いを持たれた公私混同した部分見つかった。リーダーとして非常に申し訳ない。徳を積んで、今後無いようにしたい。
――政治資金の処理の中に個人的な食事まで含まれていた。これは返金すればすむ話なのか。
私の個人のお金をプールして処理していたこともある。これは本当におわびをしないといけないと思う。心を新たに、2度としないようにしたい。
――2年連続で家族と旅行の予定を立てているが、どの時点で政治活動に使うと決めたのか。
予約は先にしてあるんです。予約をやめて会議だけどこかでやればというんですけど、せっかく家族旅行いって、知事選が間に合わないので、日程調整でそこしかなかった。私は政治活動をちゃんとやった。
――返金はいつやられるのか。
総務省のご指示を仰いでやります。できる限り早く。
――2012年8月13日、日光市のホテルに宿泊し8万3900円を使っている。家族と行かれ、政治関係の人と会議したのか。
初めて聞いた話なので、今ここではわかりません。精査させていただけないでしょうか。今は不正確なことは伝えたくないので。今ここでは分かりません。今は「週刊文春」の記事での指摘に対してお話ししています。
――(美術関連への支出が)900万円というのは合っているのか。
額は合っている。浮世絵の研究だったり相当資料を買う。どういう根拠で出ているか分からないが、政治活動として使ったこととプライベートは分けていますよ。
――額装の額が178万円とあったが、それ以外に700万くらいが美術品として、「週刊文春」の記事では政治活動費に含まれているのでは…。
ものによりけりだと思います。美術品という項目はないと思います。版画とか書、浮世絵など、特に東京の姿はどうだったか、江戸時代の水運を考える時に使う。美術品と言えば美術品ですが、私にとっては研究資料。どういう計算をされたのか調べないと。そういうお答えしかできない。財テクとか趣味で買ってるわけじゃない。おもてなしのために買っている。浮世絵を買っていますかと聞かれたら、はい買っていますとなる。
――この後、湯河原には行きますか。
会見の後にいっぱい仕事が詰まっています。今は皆さんのご質問に答えるという気持ちでおります。今週末は何も考えていません。
――最後に湯河原に行ったのはいつか。
最後に行ったのは…。今、こういう状況ですので、今から行けとおっしゃるなら行きますけども…。
――今後、家族旅行の際に重要な政治的判断が迫られる日程と重なったら?
先ほど申し上げましたように、家族のいる部屋が大きいので(会議を)やりましたが、別に会議をやる部屋を取って、けじめをつけてやりたいと思います。
――2013年の収支報告書を見ると、ホームセンターで買い物をしている。ネジとか釘とか猫のエサ、ガーデニング用品を買ったいう話がある。報告書には載せていないですか。
プライベートなものなのでいれません。でも文房具など、事務所で使うものもある。
――店員によると、そういうもの(ネジとかクギとか猫のエサ、ガーデニング用品)ばかり買っていたと…。
その店員さんが24時間、そのお店で私の後をついて歩かれたのでしょうか?そこまで言うと店員さんがかわいそうじゃないですか。
――ホテルでの会議について。短時間の会議でも政治活動と言うが、本当はプライベートで家族だけで過ごして、本当は会議をやっていないのではという疑いが持たれている。人数すら答えられないのは不透明ではないか。
疑問はわかりますが、政治の場ですから、機微に渡る。そこは差し控えたいと思います。参加者は、事務所関係者等という言い方をしましたが、そこは機微にわたるので差し控えたい。
――会議の参加者は数十名単位ですか。
そんなに、たくさん入らないです。数十名入る部屋ではないので。
――5~10名とか。
そこはご想像にお任せします。
――この会見で「説明責任を果たした」とおっしゃるが、そのジャッジメントは誰が下すのか。
そりゃあ有権者、東京都民だと思います。
――もし東京都民から「責任を果たしていない」という声ががあったらなんらかの動きを見せるのか。
どういうふうに声を測るのか。(東京都民)1350万人全員の声を聞き、何百万対何百万という数字をだすのかということは…。いろんな批判は謙虚に受けますが、私は真摯にお答えしたつもりなので、あとは都民のご判断にお任せしたいと思います。
>
私個人としては、判定的に真っ黒であったとは思っているのですが、しかし謝罪会見の日本語文章はかなり良く練られているな、という印象を受けました。
殆どクロに近いグレーですが、ポイントは「今回改めて確認したところ政治活動に利用したことまでが確認できませんでした。」という箇所。
例えば本件の形状はもともと私的流用であったが、これを隠したい場合に、「元々政治活動で使用していたんだけれども、それが確定できるような証拠が無かったよ」と、起点となる使用目的が政治であるという名目を崩していない文章になっているんですね。上手い。
でもいい訳だけ上手くなっちゃってどうするの、と。
あとは私はちょっと文春にも疑惑を持っている。
国会議員時代の不正であるならば、それはひょっとして文春は議員時代にももう掴んでいたのでは?
ということは、それは都知事選前にも掴んでいたということで、それは都知事選前に追求できたのではないのか、という疑問です。
猪瀬さんの時は知事当選後の話ですが、舛添さんの場合は知事当選前の話ですよね?
つまり、今になってこのネタをぶっこんで来るというのは、何かある種のタイミングを狙ったのではないかとしか思えない。
何か裏で隠したいニュースがあるが、この舛添追求を煙幕、弾幕として、別の何かを隠しているような気がしてなりません。
以下引用のみ。
<
舛添要一氏「説明責任は果たした」 週刊文春報道で謝罪【会見詳報】
投稿日: 2016年05月13日 20時27分 JST 更新: 2016年05月14日 10時05分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/13/masuzoe-youichi-kaiken_n_9948542.html
東京都の舛添要一知事が、知事就任前に政治資金を使って千葉県内のホテルに宿泊したが、実際には家族旅行だった疑いがあると週刊文春が報道した件について、舛添知事は5月13日の定例会見で経緯を説明した。会見の詳細な内容は以下の通り。
■冒頭発言
定例記者会見ではございますけれども、先日発売の週刊誌の掲載記事につきまして、マスコミ各社からお問い合わせがありますのでこの件から始めたいと思います。
事務所におきまして事実関係を確認いたしましたので、以下の通り説明したいと思います。
まず冒頭、今回報道されている事実関係につきましては、これからご説明を申し上げますけども、その前に今回このようなご懸念をいただいていることにつきましては、誠に不徳の致すところ、恐縮しているところでございます。ご心配いただいている皆様方には心からお詫びを申し上げます。
そしてこの機会に、都民をはじめ皆様からいろいろなご意見をいただいていることに対しましても真摯に受け止め、今後の政治活動や都政の運営をするのにあたりまして、しっかりと心がけてまいりたいと思います。
そこで、調査内容でございます。順次お話をいたします。
まずホテルの会議費用について、ご説明を申し上げます。グローバルネットワーク研究会(舛添氏の政治団体。以下、研究会)は2014年に解散しています。この2013年1月3日、支出額は23万7755円。及び2014年1月2日、この支出額は13万3345円。各支出につきましては、いずれも同ホテル内の宿泊していた部屋において、事務所関係者らと会議をしております。
2013年につきましては、直前の総選挙の結果の総括、および平成25年7月に予定されていた参院選への対応について。翌年の2014年については、直後に出馬表明をすることになりました東京都知事選への対応につきまして、それぞれ会議を行っております。
ただ会議に使用していたとはいえ、家族と宿泊していた部屋を利用していたことからご懸念を招いたことにつきましては反省をしております。今後同様な状況があるとしたら、誤解を招かぬように別途会議に使用する部屋を借りるなどしたいと思います。以上のような観点から、この2件の会議費につきましては、収支報告書の訂正削除をした上で返金することとしました。
次に飲食代についてのご説明を申し上げます。まずイタリア料理店については、2013年に研究会で3件、2014年に泰山会(舛添氏の政治団体)で1件のイタリア料理店の飲食代について記事で指摘されております。本件記事では、世田谷区にある自宅近くの飲食店での飲食代であることから、家族とのプライベートな会食の支出ではないかとご指摘であります。
たしかに、自宅の近くでもあり、私の家族も利用していることは事実でございます。他方で、政治団体の事務所近くでもありました。従いましてこのイタリア料理店が打ち合わせなどに便利だということから、事務所関係者などとの会合でも使用しているところでございます。報道されている研究会の2件、および泰山会の1件につきましては事務所関係者との会合で利用しています。ただ、2013年6月1日の支出につきましては、今回改めて確認したところ政治活動に利用したことまでが確認できませんでした。そこで、6月1日の支出につきましては、収支報告書の訂正削除をした上で、返金することといたしました。
続きまして回転寿司店について。報道されている回転寿司店は、確かに私が役員をしております会社の湯河原の施設の近所にある店ですので、そこを訪れた際に私が私的に利用したり、また家族で利用したことはあります。
他方で施設に来た事務所関係者などと同店を利用して打ち合わせなどをしていることも事実であります。事務所で今回確認したところ、研究会の2012年1件、および2014年3月の利用につきましては、事務所関係者との打ち合わせや会合に関わる支出でございまして、収支報告書に計上したことは法律上問題がないと考えております。
ただ、2013年4月の支出につきまして改めて確認しましたところ、政治活動に利用したことまでが確認できませんでしたので、収支報告書の訂正削除をした上で、返金することといたしました。
続きまして、天ぷら屋さんについて。研究会の2013年の2件および2014年の1件については、私の個人の飲食代が誤って計上されていることを確認いたしました。この3件、5万2550円につきましては、収支報告書の訂正削除をした上で返金することといたしました。
以上、私的に利用した飲食代が誤って含まれていたことが、今回の事務所調査で判明いたしました。当時の経理担当者によれば、いずれの飲食店も私や事務所関係者が政治活動で利用している飲食店であったことから、私の個人の飲食であるとは思わず誤って計上したようでございます。
2013年に千葉県内のアウトレットにおいて購入した事務所用品についてのご指摘ですが、たしかにアウトレットで小さな事務用品をいれるのに便利なポーチを購入しておりました。ポーチは日常の政治活動の際に携行しているカバンの中に入れて使用しておりました。収支報告書に計上することに法律上の問題はないものと考えております。
世界堂(文具・画材店)での支出について、ご指摘がございます。私は海外との仕事が多く、国会議員の時代も、知事になってからも、議員外交、都市外交を積極的に進めてまいりました。そこで海外の方と交流を行う際に、書や浮世絵などの版画などをツールとして活用しております。
世界堂における支出は、そのような書や版画、リトグラフなどの額装に関わる費用が大半です。書や版画などは金額的にはわずかなものばかりですが、額装することで非常に見栄えが良くなるものでございます。
また私は、書をたしなみますので、よく海外の方から「揮毫をしてくれ」と頼まれます。これを額装して、政治団体の費用として計上しており、法律上問題のないものと考えております。
なお本件記事の中では、私が「美術品に興味があると」の過去の記事を紹介しておりますが、美術が私の趣味なのは事実であります。しかし、以上のような国際交流で使うものと自分のコレクションとは明確に分けてございます。したがって一部雑誌で言われているように、政治資金で財テクをしている事実はございません。
書籍代の話もございました。2014年に泰山会で合計10万3680円を、私の自著の購入費として支出しているとの指摘がありましたが、これはその通りであります。この本は、私の都政に関する基本的な考えを記したものでありまして、これは都外の方などに都政を理解していただくための資料として配布することを予定して購入したものでございます。法律上何ら問題はないと考えております。
以上、今般週刊誌におきまして報道されました事実関係について、ご説明を申し上げました。今回の報道を受けまして、事務所において収支報告書を確認させたところ、いくつか私的な支出が誤って計上されていたことが判明しましたことにつきましては、心よりお詫びを申し上げます。
今回、会計責任者などのチェックが十分でなかったことから、いくつか訂正をすることになりましたことにつきましても、心からお詫びを申し上げます。収支報告書の訂正すべき点は「早急に訂正すべし」と事務所に指示したところでございます。長年の秘書経験を持っている真面目な会計責任者に収支報告書を全て任せておりました。今までは収支報告書の詳細については、十分な把握をしておりませんでした。
しかし今回報道されました事実関係の確認作業を通じまして不適切な点がいくつかあったことを踏まえまして、今後は政治資金に精通した専門家にチェックをお願いしたいと思っております。その専門家は、事務所とは関係のない第三者の方を考えおります。今後このようなことがないよう、以上の考えを事務所に伝えまして、適切な措置の検討を指示したところでございます。
最後に、冒頭にも申し上げましたように、今回の報道によりまして、都民にみなさんにご迷惑ご心配をおかけし、また大変不愉快な思いをさせましたことにつきまして、重ねて心からお詫びを申しあげます。私の不徳の致すところでありまして、深く反省いたしまして、二度とこのようなことがないようにいたします。また、ホテルや飲食店を始め、多くのお店の方々に多大なご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございません。
これからは、「東京を世界一の都市にするんだ」と。そして「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を史上最高の大会にするんだ」という大きな目標に向かって、全力を挙げて努力して、都民のみなさまの信頼を回復していきたいと考えております。私のご説明は以上でございます。
■質疑応答
――政治家としての責任をどう考えるか、有権者から理解は得られたと思うか。
しっかりと精査できたと思う。こういう疑念をもたれることは政治家として恥ずかしい。これからは今まで以上に働く。
――なぜ収支報告書のミスが起こったのか。私的な会食を政治活動として記載したのは会計責任者のミスなのか。会計責任者は出席したのか。
私はどんな買い物をしても領収書をもらう。(政治資金と個人の)箱が2つあると思ってください。政治資金で、仕事に使う文具とかファイルはそこからお金がでます。個人のお金も、20万とか30万をプールしてある。会計を担っている人は、両方の領収書を処理する。
基本的には買い物しますと、レジから(領収書が)出てきて、〇〇様と(宛名が)書いていない。会計責任者が政治資金のものは、政治団体のハンコを押す。私のはしない。例えば30万預けていたものが、3万ぐらいになると「先生足りないので、また30万出してください」というやりかたをしていた。
毎日、領収書の仕分けをやればいいんですが、1週間に一度、下手すると2週間に一度になる。そういうときに勘違いがあって、数件出てきた。人間ですから「100%ミスがない」ということはない。会計責任者を責める気はない。私は事務所の代表として、しっかりと私自身もここ2、3日一生懸命見て、私自身も事務所からヒアリングを受けて記憶をたどって今回の報告を出した。そのことを含めて、システム的に今のようなやり方がこういうことを招いたのであれば、少し変えないといけない。今回のことで改善したいと思っています。
――知事のミスではなく、会計責任者のミスということか。
その方も退職されて、大変お歳を召されている。「あの時おまえが悪かった」と責めるつもりは全くない。なぜミスしたのかはわからない。本人がうっかりしていたこともあるかもしれない。政治資金の箱と、自分の箱とやりとりするものだから、できるだけミスが起こらないような制度に変えたいと思います。
――自身の監督責任、選任責任はどう考えるか。
会計責任者は長年の経験があって素晴らしい人だった。政治家が政治資金報告書での一番の懸念は「来年このお金で(政党運営が)回っていくんだろうか」と党の代表として見ていくので、どこまで監督できるかということになる。代表として会計責任者の方が悪かったなんてことは言いたくない。これからはシステムを作り直していきたい。
――自宅近くの飲食店を取材したが、「知事に白紙の領収書を渡した」という証言があった。
「白紙」というのは、何も書いていないのではない。レジから出てきた領収書をもらうが、宛名は書かれていない。お店によるが、そのまま宛名を書いてない領収書をもらった。金額が書いていないということは、絶対にありません。機械ですから。宛名に◯◯様とか書かないということです。お店の名誉のために申しあげますが、金額を書いてないことは一度もない。宛名には上も書きません。そこには、研究会の名前を書いたりするわけです。
家族と食事したりする時は、何も書かないで使うわけ。なんのために領収書を使うかと、お金預けてありますから、どれだけお金が減ってるかをチェックするために会計責任者が把握するためにやっている。
――政治活動費として計上したホテルの宿泊費について。知事の認識では、これはプライベートだったのか、仕事だったとか。
平成26年(2014年)1月2日、その数日後に都知事選挙に手を挙げました。「いつまでに手を挙げないと間に合わない」「のんびりしていたら立候補期限切れます」「支持してくださる政党がどこだ」「どういう公約で立候補するのか」というのを考えなくてはいけなかった。
ものすごい緊急かつ重要な案件であるわけで、この日ぐらいしか会議をやる日がなかった。ただ、せっかくの正月の休みで子供たちと約束をしておりましたので、そこはちゃんとしながら、政治的に機微な話だったので会議室を取ってやる話ではなかった。大きな部屋だったので、1時間だったか2時間だったか会議をした。
その1年前はまた正月だが、直前に総選挙があった。新党改革は大惨敗だったので敗戦処理をしなければならなかった。数カ月後には私の参院選が迫っていた。参院選に出るのか出ないのか。そこで、こういう形で使った。ただ、誤解を招いたので、返金することにした。領収証自体は政治活動であるという認識だ。
――このまま知事を続けるのか。
全力を挙げて、都民のために働きます。
――領収証は私的なものも政治活動のものも含め、ポンと会計責任者に渡していたのか。
個人の支出についても領収書を渡していたのは事実だ。こういうことは二度と起こらないよう改めたい。
――政治家として、ほかに疑惑を持たれることはないか。
今回は週刊誌の記事の件について精査した。今のところはきちんと処理はしてあると思うが、今日は週刊誌で報道された件について、この時間に頑張って答えられるようにした。
――ホームセンターで物を購入したことについては調べないのか。
ホームセンターとかでいろんなものを買う。あそこは文房具など良い物があるので買う。完全に私的なものは私的としている。処理をキチンとしている。今回数件見つかりましたが。
――家族と食事をしたものなど明らかに私的なものが混同されている。なぜ、事前に領収証の宛名を書いてもらわなかったのか。
私自ら払うこともあるし、女房が払うときもある。秘書がついている時もある。店にもよるが、ほとんど店の人には何も書いてもらわずにもらう。宛名を書かないでもらった領収書が、混同の原因になると予想したことはありません。
――あまりにもプライベートを重視しているのではないか。
1日、2日遅くなったら都知事に立候補できない。マスコミにも追われていた。時間ではなく、都知事選に立候補するかしないかを決める、極めて大きな決断だった。今こうやって知事になっているので。ただ、家族と一緒のところでやったというのは誤解を招いたので返上したい。
――家族で宿泊したホテルでの会議には、どういう人が何人きたのか。
政治的に機微に関わるし、相手方のプライバシーもあることだからお答えを差し控えさせていただきたい。人数も控えたい。
――どんな部屋に泊まったのか。
結構大きな部屋。2つか3つ部屋があった。数人いて、議論することができる広さはありました。
――宿泊費は家族4人分になっている。そこに(来た人の費用も)含まれるのか。
私の認識では、極めて重要な政治的機微のある政治活動ということです。そこの中に含まれるということです。
――政治活動の極めて重要な機微の会議が、なぜホテルでおこなわれたのか。
この日しかありませんでした。それに尽きます。
――家族の宿泊費用が会議費に含まれている。そこは除くべきではないか。チェックするときにおかしいと思わなかったのか。
重要な政治活動と思っていたが、そこは十分反省している。疑いを持たれた公私混同した部分見つかった。リーダーとして非常に申し訳ない。徳を積んで、今後無いようにしたい。
――政治資金の処理の中に個人的な食事まで含まれていた。これは返金すればすむ話なのか。
私の個人のお金をプールして処理していたこともある。これは本当におわびをしないといけないと思う。心を新たに、2度としないようにしたい。
――2年連続で家族と旅行の予定を立てているが、どの時点で政治活動に使うと決めたのか。
予約は先にしてあるんです。予約をやめて会議だけどこかでやればというんですけど、せっかく家族旅行いって、知事選が間に合わないので、日程調整でそこしかなかった。私は政治活動をちゃんとやった。
――返金はいつやられるのか。
総務省のご指示を仰いでやります。できる限り早く。
――2012年8月13日、日光市のホテルに宿泊し8万3900円を使っている。家族と行かれ、政治関係の人と会議したのか。
初めて聞いた話なので、今ここではわかりません。精査させていただけないでしょうか。今は不正確なことは伝えたくないので。今ここでは分かりません。今は「週刊文春」の記事での指摘に対してお話ししています。
――(美術関連への支出が)900万円というのは合っているのか。
額は合っている。浮世絵の研究だったり相当資料を買う。どういう根拠で出ているか分からないが、政治活動として使ったこととプライベートは分けていますよ。
――額装の額が178万円とあったが、それ以外に700万くらいが美術品として、「週刊文春」の記事では政治活動費に含まれているのでは…。
ものによりけりだと思います。美術品という項目はないと思います。版画とか書、浮世絵など、特に東京の姿はどうだったか、江戸時代の水運を考える時に使う。美術品と言えば美術品ですが、私にとっては研究資料。どういう計算をされたのか調べないと。そういうお答えしかできない。財テクとか趣味で買ってるわけじゃない。おもてなしのために買っている。浮世絵を買っていますかと聞かれたら、はい買っていますとなる。
――この後、湯河原には行きますか。
会見の後にいっぱい仕事が詰まっています。今は皆さんのご質問に答えるという気持ちでおります。今週末は何も考えていません。
――最後に湯河原に行ったのはいつか。
最後に行ったのは…。今、こういう状況ですので、今から行けとおっしゃるなら行きますけども…。
――今後、家族旅行の際に重要な政治的判断が迫られる日程と重なったら?
先ほど申し上げましたように、家族のいる部屋が大きいので(会議を)やりましたが、別に会議をやる部屋を取って、けじめをつけてやりたいと思います。
――2013年の収支報告書を見ると、ホームセンターで買い物をしている。ネジとか釘とか猫のエサ、ガーデニング用品を買ったいう話がある。報告書には載せていないですか。
プライベートなものなのでいれません。でも文房具など、事務所で使うものもある。
――店員によると、そういうもの(ネジとかクギとか猫のエサ、ガーデニング用品)ばかり買っていたと…。
その店員さんが24時間、そのお店で私の後をついて歩かれたのでしょうか?そこまで言うと店員さんがかわいそうじゃないですか。
――ホテルでの会議について。短時間の会議でも政治活動と言うが、本当はプライベートで家族だけで過ごして、本当は会議をやっていないのではという疑いが持たれている。人数すら答えられないのは不透明ではないか。
疑問はわかりますが、政治の場ですから、機微に渡る。そこは差し控えたいと思います。参加者は、事務所関係者等という言い方をしましたが、そこは機微にわたるので差し控えたい。
――会議の参加者は数十名単位ですか。
そんなに、たくさん入らないです。数十名入る部屋ではないので。
――5~10名とか。
そこはご想像にお任せします。
――この会見で「説明責任を果たした」とおっしゃるが、そのジャッジメントは誰が下すのか。
そりゃあ有権者、東京都民だと思います。
――もし東京都民から「責任を果たしていない」という声ががあったらなんらかの動きを見せるのか。
どういうふうに声を測るのか。(東京都民)1350万人全員の声を聞き、何百万対何百万という数字をだすのかということは…。いろんな批判は謙虚に受けますが、私は真摯にお答えしたつもりなので、あとは都民のご判断にお任せしたいと思います。
>