読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

花鳥の夢

2013-12-03 | 歴史小説・歴史
花鳥の夢
山本 兼一
文藝春秋
『天才絵師・狩野永徳の恍惚と不安。稀代の名作『洛中洛外図』を描き、時代を席巻した永徳。―あの男は、どうしておれを苛立たせるのか。長谷川等伯への嫉妬に身悶えしながら、画境の極みを目指す。絵師の業を極限まで描く、傑作長編。 』


永徳というと等伯と対比させるしかないのだろうが、女が起因というのは安直過ぎはしまいか。
山楽もちらっと登場し、永徳の中に京狩野の元が見出せて楽しい。
しかしながら洛中洛外図も上杉に渡っていたから残ったようなもので、画業のすべてが残っていたら・・・と思うと、非常に残念。



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