読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2017年11月の読書記録

2017-11-30 | その他
読んだ本の数:34
読んだページ数:10521

果鋭果鋭感想
シリーズ3作目。今回のネタはパチンコ業界。相変わらずなんとも痛いが、2人の会話が面白くて読んでしまう。
読了日:11月30日 著者:黒川 博行
夜見師 (角川ホラー文庫)夜見師 (角川ホラー文庫)感想
ジャケ買い(笑)設定は面白かったが、全く怖くないのが難。若い人にはこのくらいでいいのかなぁ。
読了日:11月29日 著者:中村 ふみ
たったひとつの贈りもの―わたしの切り絵のつくりかたたったひとつの贈りもの―わたしの切り絵のつくりかた感想
児玉さんの切り絵は初めて知りました。亡くなられてからいろいろなことを知るって寂しい気もするけれど。ほんとうに多才なかたですね。
読了日:11月28日 著者:児玉 清
名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)感想
続けてノルマ的にロマノフを。世界三大美術館エルミタージュのコレクションはエカテリーナのおかげだとは知ってはいても2世だということすら知らなかったぐらいで、すさまじい歴史には辟易。しかしながら書き残したことも多いのだろうなあ。

読了日:11月26日 著者:中野 京子
名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)感想
イギリスが面白かったので、ハプスブルグ、ブルボンとたどってきているのだけど、同工異曲だからなのか、私の好みなのかあんまり面白いと思わないのだけどなぜだろう。まだロマノフが残っている。
読了日:11月26日 著者:中野京子
九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)感想
今年デビュー作家のシリーズ3作目!これだけで十分すばらしいことがわかるが、もちろん内容を伴ってのことで、次作も楽しみ! 
読了日:11月25日 著者:今村翔吾
猫の傀儡(くぐつ)猫の傀儡(くぐつ)感想
やっと図書館の順番が回ってきて。待った甲斐がありました。西條奈加さんは人ならぬモノを描いてうまいと思うのだがこれもそう。シリーズ化が楽しみ。
読了日:11月24日 著者:西條 奈加
語りだす奈良 118の物語語りだす奈良 118の物語感想
奈良についての118の(仏教やお寺についてに偏ってはいるのだが)エッセイを暖かく語ってくださっている。所々涙を禁じ得ないのは私も年をとったせいか。
読了日:11月23日 著者:西山 厚
完璧な絵画―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)完璧な絵画―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
クリスティのようなシェークスピアのような・・・。レジナルド・ヒル初読み。ちゃんとしたミステリもあるのでしょうか。
読了日:11月21日 著者:レジナルド ヒル
誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸 (ちくま文庫)誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸 (ちくま文庫)感想
『日本文化史』とあるのでもっと大仰な文化なのかと思ったらごく庶民的なここ100年くらいの文化についてだったので拍子抜けしたが、それなりに面白かった。論がくどいのはパオロ節として理解するほかないか。
読了日:11月21日 著者:パオロ マッツァリーノ
もののふ戦記―小者・半助の戦い (時代小説文庫)もののふ戦記―小者・半助の戦い (時代小説文庫)感想
戸石崩れを武田家の末端の末端の小者(従者)・半助の視点で描き、画期的。戦というものの瑣末事(兵糧の作り方、寝る場所、出欠等)を初めて知った。半助は小者の鏡なのだが、ラスト、感動を作りすぎていて私の好みとは言えない。
読了日:11月20日 著者:長谷川 卓
潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)感想
モサド(イスラエル)のスパイが某アラブ国に潜入し・・・云々という話なのだが、そこでのサスペンスを盛り上げる気はないらしく、どちらかといえば退屈で、他人事ながら(特にリタイア後の)スパイのアイデンティティの持ちようがたいへんだなぁという感想しか・・・。モサドのスパイってこんなものなのだろうか。それともこれがフィクションなのだろうか。
読了日:11月19日 著者:エフタ・ライチャー・アティル
バロックの光と闇 (講談社学術文庫)バロックの光と闇 (講談社学術文庫)感想
音楽にしても絵画にしてもバロックが好きと公言しているのだけれど、ではバロックって何となったときに心もとないので本書。高階さんなので専門的過ぎてついていけなくなるかもと危惧したけれど、なかなか平易に書いてくださってて無事に読了。しかしながらバロックの範囲が広がり、ちょっとため息。
読了日:11月18日 著者:高階 秀爾
「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか (NHK出版新書)「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか (NHK出版新書)感想
新書1冊に15人の画家の「絶筆」とともにその人生を(わかっている限り)概論するという離れ業。あまり好きな画家がいなかったので淡々と読了。ボッティチェリの晩年はショックだった(「ヴィーナス誕生」と「プリマヴェーラ」しか知らなかったが、それもそのはず)
読了日:11月17日 著者:中野 京子
法王庁の帽子 (文春文庫)法王庁の帽子 (文春文庫)感想
昔『人間の証明』では感動したのだが、"風が吹けば桶屋が"方式がどうも作為的に感じられて、本書は短編なので余計に目立ってしまう。
読了日:11月17日 著者:森村 誠一
新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (下) (文春文庫)新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (下) (文春文庫)感想
藤沢さんの本をそう読んだことがあるわけではないのだが、こういうハードボイルドタッチのものも書かれるんだと思いながら読了。
読了日:11月16日 著者:藤沢 周平
新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (上) (文春文庫)新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (上) (文春文庫)感想
図書館で藤沢周平さんには珍しい雰囲気の題名に目が留まって。なかなか面白く、一気に下巻へ。
読了日:11月16日 著者:藤沢 周平
邸宅美術館の誘惑邸宅美術館の誘惑感想
本来絵画というものはこういう環境で鑑賞するべきものなのだろうと思わせてくれる"邸宅"美術館。さすがに欧米のお金持ちの規模は大きく、この絵が個人美術館にあるのかと驚くことも。惜しむらくは朽木さんの文章と写真が必ずしも一致しない点。想像で補うか、ネットで検索するか、その手間を厭う。邸宅の平面図やその持ち主の写真もあったらいいかなぁ(ぉぃぉぃ)長い間積読だったのをやっと目を通す。
読了日:11月15日 著者:朽木 ゆり子
遊戯神通 伊藤若冲遊戯神通 伊藤若冲感想
琳派の流れで語られる雪佳が若冲をこんなにも気にしていたとは知らなかったが、若冲の裏(リアル?)を描いてこれはこれで興味深かった。1904年セントルイス万博に川島織物の緞通で「若冲の間」が作られていたという。確かに当時欧米好みであったのだろうなと思うが、失われたのが惜しい。
読了日:11月13日 著者:河治 和香
一角獣の殺人 (創元推理文庫)一角獣の殺人 (創元推理文庫)感想
メリヴェールものなら面白いかと思ったのだが、ぐちゃぐちゃと面倒くさくて読み辛かった。英国人、仏国人の言語などの差が翻訳で読む日本人にはわかりづらい。一角獣の謎がそれか・・・とあっさり残念だったし。

読了日:11月12日 著者:カーター・ディクスン
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)感想
イギリス王家を読んだので。世界史の所々でハプスブルグ家という名称を見ても、通史を知らなかったので、持っていた印象と異なる事実を知ったり、面白かった。イギリスほど感激しなかったのはなぜだろう。今につながっていないからなのか、いい絵が少ないからなのか。
読了日:11月12日 著者:中野 京子
はいからさんが通る(4) (講談社漫画文庫)はいからさんが通る(4) (講談社漫画文庫)感想
なるほど、川島芳子の時代なのだね。
読了日:11月11日 著者:大和 和紀
はいからさんが通る(3) (講談社漫画文庫)はいからさんが通る(3) (講談社漫画文庫)
読了日:11月11日 著者:大和 和紀
はいからさんが通る(2) (講談社漫画文庫)はいからさんが通る(2) (講談社漫画文庫)
読了日:11月11日 著者:大和 和紀
はいからさんが通る(1) (講談社漫画文庫)はいからさんが通る(1) (講談社漫画文庫)感想
ふとどういう結末だったか知らないなと思って。
読了日:11月11日 著者:大和 和紀
等伯 下 (文春文庫)等伯 下 (文春文庫)感想
少ない資料で、骨太の等伯を描き出したとは思う。作家の想像力はすごい。『松林図屏風』を観た後で読んでよかった。
読了日:11月08日 著者:安部 龍太郎
等伯 上 (文春文庫)等伯 上 (文春文庫)感想
『松林図屏風』を観たので。
読了日:11月08日 著者:安部 龍太郎
スティール・キススティール・キス感想
自動運転車なんてとんでもない!って思っている私にはよくわかるストーリーでよかった。
読了日:11月05日 著者:ジェフリー ディーヴァー
フォークロアの鍵フォークロアの鍵感想
まぁ、なんと欲張りな(著者が)。いろいろな要素を詰め込んでなんとかまとめ上げたのはさすが。認知症の介護については、こううまく行かないだろうなとは思うけど。
読了日:11月04日 著者:川瀬 七緒
オーディンの遺骨 下 (竹書房文庫)オーディンの遺骨 下 (竹書房文庫)感想
もっと知的な方がよかったな。残念。
読了日:11月04日 著者:デイヴッド・リードピーター
オーディンの遺骨 上 (竹書房文庫)オーディンの遺骨 上 (竹書房文庫)感想
ん~。映画レベルのような。ちゃんとオチがあることを祈って下巻へ。
読了日:11月04日 著者:デイヴッド・リードピーター
まるで童話のような、世界のかわいい村と美しい街まるで童話のような、世界のかわいい村と美しい街感想
ページをめくるごとに(実に月並みで陳腐だが)「かわいい~♡」の連発。癒しの絵本(写真集)です。このうちひとつでも実際に見られるといいなぁ。
読了日:11月03日 著者:
夜哭烏 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)夜哭烏 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)感想
続けてシリーズ第2作を。はらはらどきどき楽しかった。これを歴史小説だと思ってはいけないなぁ。今村さんは田沼派で、はっきり表わすのが面白い。
読了日:11月03日 著者:今村翔吾
火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)感想
これがデビュー作だそうで、なかなか将来有望な。火消しのあれこれ、出火のあれこれなどの情報もしっかり。時は田沼の時代。長谷川平蔵って田沼の時代だったんだ。
読了日:11月01日 著者:今村 翔吾



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