読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

織田信雄(のぶかつ)

2013-09-25 | 歴史小説・歴史
織田信雄 ―狂気の父を敬え (人物文庫)
クリエーター情報なし
学陽書房
『「私は死なぬ。あの父を超えてやる」 織田信長の次男・信雄は、信長の伊勢攻略のため、名門・北畠家へと養子に出される。信長の命ずるまま養父北畠具教を殺し、結果が全ての峻厳苛烈な信長に認められるため、二度にわたる織田軍と伊賀忍者との全面決戦(天正伊賀の乱)に突入していく・・・。
狂気の父・織田信長、父以上の養父・北畠具教、心の父・明智光秀。
三人の父との相剋と琴瑟。孤独な戦いの果てに信雄がみたものとは。 』


前に『虚けの舞―織田信雄と北条氏規』を読んだが、本書はそれより前の著作。
本能寺の変の理由を探して織田信雄に至り、その前半生を活写することにしたようだ。
安土城を焼き払った愚行の理由づけもでき、なかなか興味深い考察である。

信長の息子になるのは容易なことではないだろうなぁと同情する。
この信雄の家系のみが生き延びることになるのだから面白い。
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