ブラッド・ブラザー (文春文庫) | |
ジャック カーリイ | |
文藝春秋 |
強烈なサスペンスに巧妙な騙しと細密な伏線を仕込んだ才人カーリイの最高傑作だそうなので、カーリイ初読み。
翻訳がもう少しマシなら楽しめたかもしれないが、まずこの訳でよく読み終わったと自分をほめたい。
強烈なサスペンスに巧妙な騙しと細密な伏線はないし、そもそもジェレミーが5人の女性たちを殺したという心理分析が元々おかしいですよね。
今後、自由になったジェレミーが何をするか(作者が何をさせるか)には少々興味はあるけれど、さて、「イン・ザ・ブラッド」読むかなぁ、訳者が同じ。