読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

トウシューズはピンクだけ

2008-09-27 |  コージーミステリー
トウシューズはピンクだけ (創元推理文庫 M メ 2-2)
レスリー・メイヤー
東京創元社

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『町の一大イヴェントである、バレエの発表会を間近にひかえ、年老いた元バレエダンサーが失踪。娘たちが発表会に出るルーシーは、心配でしかたがない。そんなある日、友人にビデオカメラを貸したことから、ルーシーはまたも死体を発見するはめに。しかもその友人が容疑者として連行された。無実を信じるルーシーは、妊娠六カ月の身で、事件を調べはじめる。メイン州の田舎町を舞台にした好評シリーズ第2弾。』

3冊目が出たので(ハロウィーンに完璧なカボチャ )あわてて積読から引っ張り出した。

主婦が探偵をするというミステリーも珍しくはないけど、妊娠中、それも出産シーン(陣痛付き)まで書いちゃうというのは、超異例といえるんじゃないかなぁ。
読者を選ぶかもしれない。
そのくせ「トウシューズはピンクだけ」という題名とこの装丁。
トウシューズはピンクだけという内容が含まれているわけじゃないのだし、勘違いをさせるというのはマーケティング的に逆効果なんじゃないか?(原題はTIPPY-TOE MURDER)

本シリーズ、アメリカの普通の子持ちの主婦の生活が見えて面白い。
夫は大工。子どもは3人で、上の男の子が野球チームに所属(パパはコーチ)、下の女の子2人はバレエを始めた所という設定。

レディファーストというのは、白人というのが人種的に男女の体格差が大きいために習慣づけを行わないと危険だからという説を聞いたことがある。
だから逆にDVが深刻な問題にもなるわけで・・・。
エンタテインメントのミステリの世界に頻出するというのは、やはり相当大きな問題なのだと思う。



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