読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

シャーロック・ホームズ家の料理読本

2012-03-21 | その他
シャーロック・ホームズ家の料理読本 (朝日文庫)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版
『ベーカー街221B。ここで名探偵ホームズとワトソンのため、長年料理の腕をふるってきた下宿の女主人・ハドソン夫人が、引退後、彼らの好きだった料理のレシピと、当時の思い出を語る。二人が好きだったビールのスープ、スコットランド・ヤードの警部たちに出したマコロン・ガトー、ホームズが旅に出るときのお弁当に必ず入れるチーズと玉ねぎのパイ、イギリスならではの臓物料理の数々。『シャーロック・ホームズ』のパスティーシュ小説のようでありながら、ヴィクトリア朝全盛期のロンドンの食文化・風俗の貴重な記録でもあるユニークな一冊。 』


名探偵ホームズとワトソンのため、長年料理の腕をふるってきた下宿の女主人・ハドソン夫人が、当時を振り返ってレシピを書くという体裁を取るが、要は伝統的なイギリス料理を紹介することになる。
スコットランド出身のドイルらしく、少々スコットランド料理に傾いている気がするのは、本書の著者ファニー・クラドックの芸か。
当時の料理方法はとても興味深く、その工夫には頭が下がる。
垣間見えるプライベートのホームズやワトソンがシャーロッキアンならずとも楽しい。


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