読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

双頭の悪魔

2008-09-20 | 国内ミステリー
双頭の悪魔 (創元推理文庫)
有栖川 有栖
東京創元社

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『四国山中に孤立する芸術家の村へ行ったまま戻らないマリア。英都大学推理研の一行は大雨のなか村への潜入を図るが、ほどなく橋が濁流に呑まれて交通が途絶。川の両側に分断された江神・マリアと、望月・織田・アリス――双方が殺人事件に巻き込まれ、各各の真相究明が始まる。読者への挑戦が三度添えられた、犯人当ての限界に挑む大作。』

本書、有栖川有栖の最高傑作ということになっているそうである。
"学生アリス"シリーズ3作目。3つ目のクローズド・サークル。
それしかないんか?もちっとおもろいもん見してみぃ・・・と言いたくもなるというもので・・・。
また、つい最近本書の主要トリックをもうひとつひねった面白いミステリを読んだばかりであるからにして・・・。

たぶんミステリをトリックで読まそうとするのは限界があるのだと思う。
物理的なトリックはどんどん進化したあげくに、そんなこと実現できるかぃというレベルになって実にうそ臭くなるのだし。
倒叙式になってなくったって、あ~、犯人はこれか、って手だれの読者には分かってしまうのだし。

16年も前に書いた小説で今さらごちゃごちゃ言われたくもないか・・・。

昨年、本書出版から15年後、シリーズ4作目が出たのだそうである。
ここまでつきあったんなら読んだろやないか・・・どのくらい進化してるんか見さしてもらお・・・と思うなぁ、ふつう(・・;)







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