「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

デモも良いけど…でも…ねぇ

2011年10月14日 06時45分34秒 | Weblog

初めは世界都市NYのウォール街からだった
それが欧州など世界の主だった都市に飛び火し
遂には、今月15日には、「Occupy Tokyo
(東京を占拠せよ)」のチャッチフレーズで
それが東京にも起こるという

世界的規模の“反経済格差デモ”だ

一部富裕層による富の独占や、長引く深刻な不況による失業
と貧困スパイラル。それに対する不満、怒りが、若者を中心に爆発した

彼らの怒りの矛先は、貪欲に利益のみを追求する金融機関や
大企業経営者だけではなく、それを律さない政府、そして
社会全体にも向けられている。本来、金融などの経済活動は
“人間のため”であったはずだ。それが、人間の幸福のため
という目的を忘れ手段が目的化した結果、今日の世界的大不況
大混乱を招いてしまった

だが、当事者たる多くの経済人は
その“一凶”に気づかい振りをしている
それは、彼らの受けた教育に起因していると思う

彼らが親や教師から教わった人生の目的が
「功なり名を遂げる」「栄誉栄達」なのだ

「いかに人々を幸せにできるか」
「社会や国、世界に貢献するか」更に「自分の居る
 地域を、社会を、国を、そして世界を
 どうしたら住みよく平和にできるか」
という発想が皆無だ

今から彼らに、そのことを言っても
残念ながら改める可能性は低い
いくらデモで叫んでも彼らには
「うるさいハエの群れ」程度にしか思わないだろう
防音の窓を閉められれば抗議の声も届かない

だからデモは無駄…とは言わないが
社会を変える確かな行為とも言えない
特に日本では、権力側に抗するデモは
民衆さえ内心では快く思わない傾向がある
まあ、江戸時代からの「体制に飼いならされる」
という癖が抜けていない証拠なのだが…

時間はかかるが、デモより確実に社会を
変える方法がある。まず、自分が変わることだ
「いかに人々を幸せにできるか」
「社会や国、世界に貢献するか」更に「自分の居る
 地域を、社会を、国を、そして世界を
 どうしたら住みよく平和にできるか」
という自分に変わる事だ

「栄誉栄達」は、それが好きな奴に譲ってやろう
コメント
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