べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

密やかな時

2010年02月07日 14時06分55秒 | 慕情

瞳をそらさないで
あなたのすべてを受けとめたいから

涙をぬぐわないで
そのひと雫にさえ愛おしさが募るから

なにも話さないで
耳を澄ませばあなたの鼓動が
ほんの微かに聴こえてくるから

あすの扉を開かないで
やさしい時が逃げていってしまうから




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