べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

美しい日 

2016年08月14日 09時40分35秒 | 慕情

朝露の残る
シロツメクサの原っぱを
ひとり素足で歩いてみました
濃密な草いきれ 透きとおった静寂
きょうは一年でもっとも美しい日

ただひとつ信じられるもの
それはきょうという日の美しさ
この世にあなたがいるだけで
世界はこんなにも
やさしくなれるのですから



~8月14日に寄せて~
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