べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

ともしび

2007年02月28日 23時37分59秒 | 慕情

ともしびは
小さな炎の
ほんの周辺だけを照らしだす

そして
その外がわは
徐々に黒い闇ととけあってゆく

あなたが灯した小さなあかり
悦びと哀しみが
ぼくの中でとけあってゆく







☆絵:トーマサ・マーティン☆ ↓ポチッとね
      にほんブログ村 ポエムブログへにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いっそゆるゆると深く沈んで | トップ | 言葉にならないなにかを »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

慕情」カテゴリの最新記事