銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

スーパーマン

2007-03-17 01:13:59 | さ行
今宵は1978年制作の「スーパーマン (DIRECTOR'S CUT EDITION)」!
世界中、誰もが知っているアメコミのヒーローを題材にした超娯楽作品。時代的にいかにもというCGやミニチュア撮影だけれど、充分楽しめる仕上がり。

惑星クリプトンが消滅の危機にさらされ、ジョー・エル(マーロン・ブランド)は我が子だけでも救おうと自らの超能力と意思を伝えるグリーン・クリスタルと共に地球へ送る。地球の麦畑に不時着した幼子はジョナサンとマーサという子宝に恵まれなかった夫婦に育てられ、クラーク・ケント(クリストファー・リーブ)として大人になり、デイリープラネット社に勤務することとなる、という展開。

郷愁に満ちた序盤から本編へと淀みなく映像が紡がれ2時間半を感じさせない。正義と真実のため闘う男なのに、女性記者ロイス(マーゴット・キダー)に惹かれ、饒舌になったり、「人類の歴史に干渉するな」という父の教えを破ったり、結局、彼も一人の男なんだと人間臭さに突っ込みどころを感じさせる出来だw
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