銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

すべてをあなたに

2007-03-13 01:20:02 | さ行
今宵の友は1996年制作の「すべてをあなたに」
トム・ハンクスが脚本・監督・出演をこなした作品で、1960年代のアメリカでワンヒットで消えたロックバンドの若者たちのアメリカンドリームと挫折を描いた青春映画。

1964年、ドラムのガイ(トム・エヴェレット・スコット)、作曲兼ボーカルのジミー、リード・ギターのレニー、ベース・プレイヤーの4人で構成されるワンダーズがふとしたきっかけで誕生する。地元の若者達に大ウケした彼らは、ライブハウス、ラジオと徐々に知名度を上げ、ついに大手レコード会社の大物であるMr.ホワイト(トム・ハンクス)と出会う事になる、という展開。

60年代の香りを漂わせた懐かしい雰囲気の映像は、どことなく落ちついていて、安心して観ていられる。SFX多用ばかりが映画じゃない、って感じだw フェイ役のリヴ・タイラーが、健気で可愛いくて、最高。
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